療養中にクルマの運転再開から半年以上が過ぎた。
状況に変化はあまりない。
慣れたといえば慣れてきたのか。
でも今だに運転するのは通勤だけだ。
独りでの運転は妻の許可が降りないのだ。
先日、自分のクルマで自分が運転し、助手席に妻を乗せて走った。
その日の事情で夕方から家を出て、自分のクルマに給油する必要があった。
妻が、ついでにあっちもこっちも行こうとなり、近場を出ては停め、出ては停めを繰り返した。
自分は四分盲とPPPDのめまいの影響で、この駐車する行為が結構な負担になってきたのが判った。
駐車してクルマを降りると、めまいが酷く、クウラクラする。
そしてこのめまいは、すぐには回復しない。
自分としては出来れば休みたい。
これまでの経験で何が負担になっているのかを思い返すと、駐車による短時間での全方向に注意を向ける動作だ。
これは間違いない。
全ての方向に対して注意を向け目を配る事は、目を動かし、首を振り、上半身も使いながらの確認になる。
バックモニタを付けたおかげでクルマ後方の死角はなくなったが、目を配るポイントが増えてしまった。
しかも社外の駐車スペースや周囲のクルマ等に視線を動かしたり、比較的近いバックモニタの画面を観たりでめまいの他に、遠近のピントが瞬時に合わなくなった中年には少々、いや結構キツい。
ステアリングを切りながらクルマを真っ直ぐに整えたら、駐車スペースにバックモニタを観ながら後退する。
この時モニタはクルマの後ろが迫ってくる映像と、フロントガラス越しに見えるクルマ前方の景色は遠ざかっていくのが目に入る。
これも結構グワーンとくる。
脳がバグるというか、視覚的に非常に気持ち悪い。
それに四分盲を抱えているもんだから、見えていなかったら、と思うと不安が大きく、以前よりも増して何度もキョロキョロと確認が増えてしまう。
こうなるとグワングワンとめまいが強くなり、クルマを降りるとクラクラが酷いのだ。
なので駐車は出来るだけ周囲にクルマが無いスペースを探している。
空きが無く後ろからどんどんクルマが来るような状況は、今の自分には相当なプレッシャーだ。
そんな状況に遭わないように祈るばかりだ。
出来ればドーンと前進して停められるのが理想だ。
こんな状態なので毎日の通勤で帰宅した際の自宅の駐車でさえ、今だに辛い。
なかなか以前のようにはいかない。
PPPD持ちのクルマの運転は苦労が絶えない。
こうして妻と出かけたはいいが、繰り返しの走行→駐車→走行→駐車→走行→駐車、、、、により、めまいで披露困憊になった。
そうこうしていると17時半を過ぎてしまい、辺りはすっかり暗くなってしまった。
しかも渋滞する時間帯にはまってしまい、通勤以外の慣れない道を走る事になった。
ここでの走行が妻をビビらせてしまった。
妻の、怖い、という、か細い不安な声がした。
何が怖かったのか、、、。
自分には、はっきりとは解らなかったが、少しだけ無理して右車線を走ったのが怖かったのか。
大人しくしく速やかに左車線に戻り、ゆったりと自分のペースで無事帰宅した。