職場での実際の作業はどうか。
これは仕事に復帰して初めて判った事だが、物事の理解に難があるという事だ。
相手の話している事がイメージしにくいというか。
結果、スッと頭に入ってこない。
これは療養中には感じれなかった事だ。
高次脳機能障害の検査でも微妙な分野はあったが、実際の生活では感じれない仕事での込み入った話には眉間にシワを寄せ、指で抑えてしまうような格好になってしまう。
うーん、自分はどうなってしまったのか。
やはり役職を降り、役割を代わってもらったのは大正解だったと、こんなところでも思っている。
仕事の打ち合わで理解に難ありとは、もはや出る幕ではない。
自分は整えられた仕事を消化していく作業員です、と開き直るようにして毎日過ごしている。
とても責任ある役割は無理だ。
そんな状態で復帰はスタートを切り、もう4ヶ月という月日が流れ、今に至る。
今はどうか。
今は最初に比べ少しだけ理解が出来るようになっていると感じる。
でも自分にそんな込み入った話をする場面は少ない。
淡々と作業をこなすだけだ。
それにやはり頭が疲れやすい。
特に後頭部が。
こんなところが疲れるなんて今まで無かった。
後頭部とは耳のうしろ、眼の真後ろを延長したあたりの事だ。
それに伴い、首筋も辛い。
作業しながら時々ほぐす、少し休んで作業の繰り返しだ。
なので連続での作業はかなり辛いと感じる。
おかげで昼休憩は10分ほど本気で毎日眠れる。
基本的にはデスク作業なので座っている事が多いが、立ち歩くとめまいが襲う。
めまいが強い時もあれば弱い時もある。
歩き方も、自分では弱々しくなっているのではないかと思っている。
クラクラしながらでは、とても以前のようには歩けない。
でも、周りから見れば変わらないように見えるかもしれない。
視野欠損もPCの画面が欠けて見える為、非常に見落としやすい。
ポインタは消えて見失うし、文章は前後の文字が見えない為、スラスラ読めず、理解するにも大変時間がかかってしまう。
まだまだ一向に慣れる事は出来ない。
この為、やはり以前より作業時間がかかってしまう。
それでも作業出来ているのは、これまでやってきた事、だからだ。
こんな感じではあるが、何とか毎日を凌いでいる。
こんな自分でも働かせてもらえる事にとも感謝だ。
復職出来た事で自分も家族も救われた思いだ。