秋本番の中、先日町内会の秋祭りに参加させてもらった。
といっても自分が依頼されたのは神輿の進行を円滑にする役割の交通安全部としての参加だ。
今自分は町内会の交通安全部に所属しており、ここ数年、恒例の参加になりつつある。
でも今回は療養明けでも身体の調子は悪くないものの、例のめまい、PPPDが辛く、どこまで出来るかは自分でも未知数だ。
具体的な役割としては、神輿の進行を事故なく安心安全に遂行出来るよう、交通整理をしながら同行する。
神輿の通るコースは狭い道もあれば、片側2車線の国道を横切るところもある。
交通量のほとんど無い通りもあれば車の往来の多い通りもあり、コース全体の半分近くが難所だ。
神輿の隊列は1車線以上を使い、のらりくらりと、左右に蛇行しながら進行する。
そういう意味では車線一杯を使う。
このゆっくりとした隊列を滞る事なく進行出来るよう、クルマや通行人を止め、謝りながら事故なく進めていくのだ。
神輿は非常にゆっくりと進行するものだから、クルマを止め待ってもらう時間も数分に及ぶ。
過去にはキレる人もいたらしい。
それはそうだろう。
急いでいたり、イラチな人からすれば知ったこっちゃ無い。
幸い自分は、そういう輩には遭遇した事はない。
あくまでこちらが天下の公道を使わせてもらっている立場なので、頭を下げ、お詫びしながら待ってもらうようにする。
これが酒が入った祭りの参加者には怖いもの無しになるので、交通安全の役割は大きい。
通行人と神輿の参加者が絡む事なく進行させるのが自分達、交通安全の役目だ。
しかしだ。
こんな役割を今の自分に出来るのか。
自分がフラフラしているのに交通整理など出来るのか。
妻にも言われた。
やめとき、と。
でも今年度は交通安全の顧問という立場なので断りづらい。
かと言って十分な働きも出来ず迷惑をかけるわけにもいかない。
仕方ないので今回は前半のみの参加とさせてもらった。