とても不思議だ。
今思えば、PPPD発症当初から朝起きてすぐの歩行に、めまいは感じない。
1日のうち唯一めまいを気にしない時間だ。
その時間は1分程度だが。
その後、徐々にめまいが顔を出し始める。
退院後、家に返って療養中、朝起きてすぐに酷いままいが1度だけあった事を思い出す。
あれはとても酷かった。
とても行動出来ないほどの強さで、たまらず又、布団に潜り込んだ。
それ以外、朝起きて一番はほぼ良好だ。
良好と言っても約1分もすればクラーとしてクラクラ、グワーンとなっていく。
このめまいはとても不思議な感覚で、人に説明する時、どう言えば、どう表現すれば伝わるだろうと考える。
・気は確かで正常なのに、お酒に酔った状態に近い。
・立ちくらみの時の感覚に近いが、ほぼ体はフラつかない。
・電車に乗ってホームで停車していて、隣の電車が動き出したのか、自車が動き出したのか分からない、あの変な感覚で、頭がバグっているような感じ。
・体を回転して眼が回った状態になり、それでもあまり体はフラつかない状態。
・言葉に表すと、グワングワン、グワーンという感じ。
・環境にも大きく左右され、顕著なのはドン○ホーテのように狭い空間に所狭しと陳列された商品がある空間が一番酷く感じられ、数分と居られない。
あと自分が思うところは、視野の欠け、四分盲が加担しているのではないかという事。
自分と見る対象物の間に、四分盲の見えない空間が存在しており、それが悪さをしているように感じる。
視野の中に見えないところがあるというのは、とてもしんどい事だ。
これにプラスされてPPPDのめまいと、普通にしていても非常に疲れてしまう。
治るのか、せめて軽くなってほしい。