仕事に復帰してから仕事に行く事が特別な感覚だったものが、以前のように普通の事に感じられるようになってきた。
普段から自分の部署に仕事を持ってくる者は引き継いだ部の代表に行くようになって定着してきたようだ。
しかし滅多に持って来ない者は、以前のように自分のところにやってくる。
その時は、いや自分ではなくあちらでお願いします、と伝える。
それを同じ人に何度か繰り返し言う事がある。
みんなの認識が定着するまで、これを続けて行こうと思う。
もう部署の代表は自分ではないのだ。
会社の人が自分の居る部署の代表を呼ぶ事があった。
自分は引き継いだ部の代表に、お願いします、と行ってもらうようにした。
実際に呼ばれた時間、なんとも心が軽くなったような、不安感のない安心安全な気持ちになった。
これだ。
これが自分が思っていた負担のかからない仕事のやり方だ。
逃げるでも脱落でもいい。
負けたでも見放されたでもなんでもいい。
社内でなんと言われようと、不要なストレスは受けないようにしたい。
本当にこれ以上は無理なのだから。
それに、今の部の代表には無茶は言われないだろうから大丈夫だろう。
会社の人もストレスを感じないようにやってもらいたい。
日を追うごとに自分の手から肩の荷がスルスルと軽くなっていくのが実感できる。
もう少し先にも自分の名前のものが動くが、この調子なら順次引き継いでもらえそうだ。
会社の人からも何も言われないし、このまま部の代表の引き継ぎは進めていけそうだ。
メンタルが乱れる事なく落ち着いた状態が続いている。