こうして外来担当の作業療法士さんから職場とのやり取りを聞いて安心感と、どうでもいい不安感が交差したが、以前のような会社の人に対して深刻には捉えてはなく、変わらないな、と面白半分に聞けた。
本気で聞いていると、とても身が持たない。
振り返ると術後、退院後と、とても穏やかな気持ちで過ごせている自分に気づいた。
イライラする事もほとんどなく、気が荒れたり立腹する事も、ほぼない。
脳梗塞による麻痺や後遺症があり、気持ちの浮き沈みはあったが、術後以来、本当に生まれ変われたと思えるほどの平穏な気持ちで居れてる。
少し前に妻とこんな話になった時、前と変わってないね、と言われた事があったが、一部はそんなところもあるのかな。
自分では気づかないところで、同じ言動があるのかもしれない。
まぁそれは仕方ない。
全てが変わったら自分ではなくなるしな。
自分が平穏で、心豊かで居れる実感があればいい。
そういう意味では、この7ヶ月は穏やかに過ごせて来れたと感じている。
外来担当の作業療法士さんとの話も実に穏やかな気持ちで居られる。
入院中も、この病院の多くのスタッフの方達。
となると手術をした循環器の病院のスタッフの方達とも、とても穏やかに居れた事を思い出す。
このスタッフの皆さんとの関わりが、大きく自分を変えてくれたような気がしてならない。
さらに思い出した。
先日の患者会では、自分が話す内容で、こんな事を言ってしまった。
入院中はとても良くしていただき、表現が違うかもしれませんが、またここに戻ってきたいと思えるほどです、と。
スタッフの方達は、クスッと笑いながら、そんな事にならないように、と返してくれた。
大病をしても、こんなふうに思える自分にしてもらえたのは本当に感謝だ。
本質は変わってはないかもしれないが、穏やかに過ごせる、これが一番幸せな事だ。