リハビリには期限がある話を聞いた事があった。
脳卒中の診断後、180日まで一定の保険適用期間があり、それ以降の通院やリハビリは少し金額が高くなると。
それに遅いリハビリは回復もあまり見込めないらしい。
脳神経外科内科の病院に入院する時に聞いた覚えがある。
リハビリ外来に通い始めて早いもので4ヶ月が来ようとしている。
リハビリと言っても身体のリハビリは終わった感がある。
しばらく身体に関しては触れていない。
もうやり尽くしたのか。

直近では知能を診る検査でテストみたいな事をしたっけ。
あれから落ち込み、自分の現実を見た気がした。
もう自分を見たくない。
そう思ってしまったテストだった。
しばらくはやらないだろうが、またやらなければならないのか。
逃げたい。
でも自分を知らなければ。


そんな事を考えながら外来リハビリへ。
今では外来担当の作業療法士さんに会うと、ほっとするようになった。
妻も同じ気持ちだ。
心のよりどころになっている。

まだ会社から連絡が来ないんですよ、挨拶に行ってもう1ヶ月になりますよ、そろそろこっちから連絡した方がいいですかね、と会話を始める。
うーん遅いですね、なにかあるんですかね、でももう少し待ましょう、と外来担当の作業療法士さん。
ここはお願いした病院、産業保健総合支援センターの方の言う通りにしよう。
何か狙いがあるかもしれないし。
分かる事は、自分が早く復職する事を望んでいる考えは無い事は確かなようだ。
自分はそれは承知しているし、想定していた。
これまでのここ数年の自分への対応を読み取れば容易に想像できていた。
でもある部分の自分を変えていけるようにしているし、変えていけるようになっていた。
こんな流れも俯瞰して見れるように、どこか自分事ではないかのような冷めた気持ちになっているのが自覚できていた。
悪く言えば腑抜けのような状態か。
勤め先が自分への対応に一線を超えていると感じており、今までにない無の自分が生まれてきたような気がした。
相手は変わらないし、これはこれで置いておこう。

今日のリハビリはリハビリ室の診察室に入り、3人での雑談のような話になった。
最近はこんな時間が心地いい。