脳神経外科内科の診察の日。
主治医との診察には特段の変化があって行く訳ではないが、毎回薬を処方してもらっている。

近況報告として体の状態、視野やめまいについてと、先日自動車学校へ行っての路上運転の適性検査で、無事問題無しと、復職に向けての支援をお願いした事を伝えた。
主治医にも既に伝達されており、次の手続きに必要な診断書を書くとの事だった。
それは自分も外来担当の作業療法士さんからも聞いており、相違がない事で更に安心した。
公安委員会に提出する主治医の診断書を改めてお願いした。

めまいについても聞かれ、前回処方してもらった薬では変化がなく、今回別の薬を処方してもらった。
めまいについては深く探って行くような診察はなく、薬を変えるだけで対応している印象だった。
今度は効くのか。
あとは眠剤だ。
これが手放せないが、眠れないのも不安だ。
主治医も、今はきちんと眠れて社会復帰出来るようにする為に治して行く時なのでいいと思いますよ、と眠剤に頼る自分を擁護してくれた。
今はまだ眠剤に頼ろう。
主治医のひと押しは心強かった。
どちらの薬も1ヶ月分だ。

あとは復職について自分の思いを聞いてもらった。
自分の後遺症は幸いにも障害者手帳を取得するまでの基準に達していない。
これが自分にとって、あなたは100点ですよ、と言われているようで、社会復帰に躊躇してしまう。
自分ではこの体の状態で本当に仕事が出来るのか懐疑的だ。
復職に至ってもその先本当に役に立てる仕事が可能なのかが不安でたまらない。
自分が100点なら、他の人は1000点、2000点だという思いでいる。
こういう制度なので仕方のない事なのでしょうが、復職の支援があっても、その後が見通せない事に、何の支援もされない将来に、自分だけ取り残されたような気持ちだ、と話した。
主治医は困った顔で苦笑いするような様子のまま何も言わなかった。
自分は聞いてもらえて少しスッキリした。

診察後、受付で診断書の作成依頼の用紙に記入し提出した。
公安委員会に提出する運転再開可の診断書だ。
この診断書も高い、非常に高い。
絶対必要だし、仕方ない。