それは午前中のLINEメッセージであった。
先日外来リハビリの帰りに立ち寄ったスーパーで偶然会った会社の同僚からだった。
その内容は、あの時話した会社の上司が亡くなったとの知らせであった。
絶句した。
自分が上司と最後に会ったのは、自分が心臓手術の為、次の日からしばらく休むという日の挨拶だった。
特に体がしんどそうな様子は見せていなかったが、その後、1ヶ月くらい経過しての緊急入院だったと聞いた。
そんな上司がもう亡くなったとは。

自分の直属の上司ではなかったが、27年勤めていれば色んな事があったと思い出す。
でも、あの上司は居ないのだ。
会社のみんなもショックだろう。
葬儀は家族葬で営まれるという。
自分も一つ間違えれば帰って来れなかった事を思うと、まだ自分はラッキーだったと、また思えた。

元気で生きている、それはとても尊い事だ。