ドライブシミュレータにも慣れ、運転再開の流れも聞いた。
いくつもステップがあり、道のりは長いが、一つひとつだ。
外来リハビリに行き、外来担当の作業療法士さんから実車運転の日程を決めましょう、と言われた。
いよいよ来たか。
自動車学校は市内の指定された2つの学校から選ぶという。
この運転再開の為に受け入れてくれる自動車学校だ。
それがなんと1つが自宅近くの自動車学校で、自分がバイクの免許を取得する為に通った自動車学校だ。
コースも大まかには覚えている。
ここしかない、ここに決めよう。
近いし。
妻と話し合い、妻が動ける日、時間を確認して日時を決定した。
その日時を病院から自動車学校へ連絡を入れ、予約をとるという。
その際に、病気になった経緯や、後遺症の程度も伝えるという。
それはそうだろう。
学校側も一体どんな人が来るのか、知っておいた方がいいに決まっている。
病院での説明では、少し学校のコースを走り、路上に出るという。
路上運転か。
もう4ヶ月は運転してないな。
しかも、この視野で大丈夫か。
自分は前進している喜びと、視野の不安が混じり、とても複雑な気持ちになった。
視野については、日により時間により見え方、感じ方に変化がある。
今人に伝えるなら、寄り目をした後のようなしんどさがある。
あのしんどさはすぐに回復するが、自分の場合は、程度は変化するが持続する。
めまいも心配だが、座っているぶんには比較的大丈夫だ。
バックや顔を後ろに向く動きにはクラクラするが。
どうか運転本番は、このしんどさが大人しくしておいて欲しいと願うばかりだ。
あとはドライブシミュレータのように、ひっかけ問題のような交通トラップが無い事を祈る。
1時間の運転でどれくらいの時間、路上に出るのか。
自分のクルマで練習する訳にもいかないし。
結構緊張してきた。