先日、自分の外来担当の作業療法士さんから、運転再開までの流れを説明してもらった。
以下は説明を受けての自分なりのまとめだ。
今自分はクルマの運転を主治医から止められている。
これは自分と主治医の間だけで交わされた口約束ということではない。
医師免許を持った脳内科の専門医師が下した診断結果で、公的に効力を発揮する。
この事は、
道路交通法に基づく 一定の症状を呈する病気等にある者を 診断した医師から公安委員会への 任意の届出ガイドライン
に記載されている。
自分は一定の症状を持っていると診断されているという事なのだ。
この状態で自分が勝手にクルマの運転をして、なんらかの警察にお世話になることがあれば重大な問題となるという。
免許証にも大きく傷が付くのかもしれない。
自動車保険にも触れ、多くは聞かなかったが、警察による事情聴取等でこの事が分かれば、保険は降りないという。
恐らく信用はなくなり、保険の加入にも影響があるのではないか。
自動車保険証券の約款を読めば詳しく記載されているだろうが、今自分は虫眼鏡が必要なあの小さな文字をとても読む気になれない。
手順としては、今できる事、つまりドライブシミュレータで様子を見たり、慣れてもらう。
病院側が実際の自動車運転が可能と判断すれば、指定の自動車学校に行き、手続きをした上で教官の監視のもと、実地運転する。
自動車学校の教官が問題なく運転可能と判断すれば、その内容の書類が病院に通知される。
その書類をもって主治医に運転再開許可の診断書を書いてもらい、指定の警察署内にある、公安委員会に提出する。
提出する際にも色々事情を聞かれ、簡単な適正テストもあるという。
以上ざっとこんな流れのようだ。
何段階か手順があり、道のりは長そうだ。
心臓手術により、小さな血栓かゴミか空気か分からないが、自分がこんな事になろうとは夢にも思わなかった。
時を巻き戻したい。
そんな事をつい考えてしまう。
医師による一定の症状と判断されている病気だが、自分は体や運転の動きに大きな不安は感じていない。
不安なのは視野だ。
この見え方だ。
人にはとても説明出来ないこの見えにくさに、大きな大きな不安がある。
本当に自分は運転をしていいのだろうか。
視野が原因で事故を起こさないだろうか。
こんな不安を覚える自分自身が運転したいとは言えない。
それほど不安だ。
目、視野が不自由なのは本当に辛い。
いや、何が悪くても辛いのだが。
看護士さんから以前聞いた、半盲や四分盲の人って意外に多くの人が運転している、と。
健康で運転が上手な人、 苦手な人、病気等で上手く運転出来ない人等、色んな事情で不自由になった人が共存している。
公共の道路、もっとやさしいクルマ社会になってほしい。
とりあえず、運転再開に向けて進むしかない。
案外、出来るかもしれないし。
前へ進もう。