外来リハビリに行くと、つい入院時にお世話になったスタッフさんに会えないかなと期待してしまう。
これまで外来でリハビリ室やリハビリ室前で会うスタッフさんは始めて見る方が多い。
4月で異動になったり、新人が入ったりすると聞いていたので、そういう事なんだろう。
リハビリ前の診察で待っていると入院時お世話になった男性の看護士さんに会った。
自分は今でもこの場所で待っていると、LED照明がやたら眩しく感じられ、オマケにめまいにより、しかめっ面になってしまう。
そんな顔をしている時に会ったものだから変に思われたに違いない。
お久しぶりです、調子はいかがですか、と話しかけられ、〇〇さんですよね、なんとか元気です、と応えてしまった。
元気になったが、視野の欠けとめまいは未だにしんどい。
久しぶりに会えたスタッフさんの顔を見ても100%合っている自信がない。
視野がこれほどまでにしんどさを助長するものなのか。
診察室に呼ばれると、先日の眼科の診察結果がこの脳神経外科内科に届いており、結構見えてきてるみたいですね、いいですね、と先生。
いやぁ、これは見えてないのに見えた気がして出たものなんですよ、と弁解するような返答に。
白内障もあるようですね、と始めて知る情報が。
ええっ、そうなんですか。
まぁこれはみんなあるから、じゃっリハビリへどうぞ、と軽くサラッと話し終える先生。
少々驚き、いつもの簡単な診察を終えた。
マジか、一難去ってまた一難。
自分の周りでも白内障の手術を受けた人が数人いる。
自分にもか。
もういいわ手術は、と気の早い考えが浮かんだ。
眼科で知らされなかった情報が、覚悟が全くない状態で知る事に、より一層驚いた。
救いだったのは先生の軽ーい報告だ。
これは先生の配慮とかではなく、元々がそんな話し方なのだろう。
四分盲とめまい、左手の麻痺に、白内障がプラスされた。
今すぐどうこうではないが、、、。
驚きと落ち込みが同時に襲ってきて診察を出た。
妻はそんなに驚いてはいない。
これまでの事を考えると、命に関わる事ではないのだからだろう。
気を取り直してリハビリだ。