リハビリ開拓

外来リハビリにも、だいぶ慣れてきた今日この頃。
受付端末に診察券を入れ、予約を確認し、完了して受付番号を受け取る。
それをケースに入れ首にぶら下げる。
これが外来患者だと人目見て分かるものだ。

外来リハビリの受付を済ませ、リハビリ前の診察を待つ。
外来リハビリの医師は、とても簡単に診察を済ませる。
これも最初は簡単さに驚いたが、今は自分も当たり前のように簡単に受け答えする。

自分のリハビリの担当は二人体制だ。
二人ともベテランの作業療法士さんだ。
一人の方がメインで担当してもらっているが、時々、もう一人の女性の方が担当される。
入院中に一度だけリハビリしてもらった方で、当時をよく覚えている。
髪は短く丸顔で、涙ボクロが特徴のかわいい方だ。

とても丁寧で、優しく指導してくれる。
この作業療法士さんの指導のおかげで、自分の左手の麻痺に対して強化するアプローチを教えてもらった。
入院当時、トレーニングボールを使ったリハビリで、ボールを指先で持ち上げ、指先だけで回すという方法だ。
これが大変辛く、指がすぐに音を挙げて出来なくなた。
麻痺のない右手ではなんともないトレーニングだ。
これは続けていきたいと思えた方法だった。
自分は最近妻とスポーツショップに行き、このトレーニングボールを探し購入した。
５００gと１kgがあり、自分は１kgを購入した。
これを自主リハビリに取り入れている。
ここの病院の多くのスタッフさんが入れ替わり立ち替わり指導してくれたおかげで、自分に良い方法を見つける事が出来た。
この体制をしている病院も、スタッフさんの千差万別のやり方が良かった。
みなさん良いと思って同じリハビリ内容にならないところが良かったのだ。