自主リハビリへの思い

退院してからの自分に課せられた自主リハビリがある。
自分の担当だった作業療法士さんと理学療法士さんからリハビリ内容が載っている資料をもらっている。
退院後、午前中から欠かさず実行するように心がけている。
家族が休みの日は休んでいるが。
ストレッチから入り、筋トレまで。
ストレッチポールを使用したものまで指示されている。

仕事をせず自分に今何が出来るか、何をするべきか色々考えるが、今はこんな事しか出来ない。
結果、あまり焦らないよう、考えないようにしようと。
でも時間があるので、どうしても考えてしまったり。
後遺症も残って、この先もう少しはマシになるのか。
視野の欠け、左手の麻痺、めまいだ。
どんな時も、どんな場所でもひとときもこれらを意識しない時がない。
それほど自分に辛く感じるものが常にある。
自分が不安定になる要素がプラスされて、今後の人生にどれほどの影響があるか全く予想がつかない。

こんな事を考えながら気持ちを紛らすように自主リハビリをする。
かと言ってそれほどガチではない。
毎日コツコツと続けられるように、そんな感じで頑張っている。
入院中、リハビリでずっと応援してもらったスタッフさんの顔を思い浮かべながら。

ポジティブに考える。

脳梗塞になった事で、これまで知り得なかったものへの関心や知識。

出会えた人たち。

無難な人生が一転し困難な人生に。

ポジティブに。

有り難し。