朝、入浴の予定を言われた。
そして入浴の見守りも伝えられた。
2回目の入浴で見守り。
先日、担当の看護士さんに、シャワーだけでいいので毎日入らせて下さい、とお願いしていた。
自分は浴槽の清掃等でスタッフの方に手間をかけないようにとの思いからだった。
これで問題が無ければ自分は独りで毎日入浴が可能と知らされた。

入浴には自前の石鹸とうシャンプーが必要だ。
先日妻に伝え買ってきてもらった。
妻から提案されたのは髪も体も洗えるソープはどうか、と。
自分は視野やめまいの問題で周りの状況が瞬時に把握できない。
物の置き忘れや管理の難しさがあり、物品を増やす事に難ありだ。
即同意して、それを用意してもらった。
ソープ系はそれ一つで完結する。
これが一番だ。
妻に買ってきてもらったポンプ型のソープを用意し、入浴の時間に備えた。
どんな方が見守りをされるのか。
この時はまだ浴室の外で浴室ドアを閉めての見守りと思っていた。

時間が近づいてきた。
男性スタッフの方が迎えに来てくれた。
しかも一度リハビリしてもらった作業療法士の男性だ。
スタッフの中でもベテランと思われる方で、若いスタッフに指導しながらリハビリをしてもらった。
物静かな方で表情も変えない。
二人で浴室に向い脱衣場で服を脱ぐ。
えっここに居るん、と思いながら服を脱ぐ。
当然でしょというような何一つ表情を変えずにいる作業療法士さん。
そういう事か。
自分はやっと事態を飲み込めた
しょうがない、堂々と脱ごう。
浴室に入りいつものようにシャワーを出して浴びた。
浴室ドアも開けっ放しだ。
何も隠さずおおぴろげにした。
心臓手術の為に除毛したアソコは少しだけムダ毛が顔をのぞかせている段階だ。
何も遮るものがないアソコも恥ずかしがらずに挑んだ。
気前よく足も広げ、オープンスタンスを貫いた。
何回目だろう。
他人にアソコを晒すのは。
もう慣れた。
どうぞ見てくれ。
いっそ見てくれ。
除毛しているので、むしろ綺麗だ。
ちょっと得意になりそうだ。
おどおどしないのも気持ちいいもんだった。
スタッフの方は一言も発する事なく見守り続けられた。
自分は体を洗いきりシャワーを終えた。
どうだ、合格だろう。
とうとう殆ど会話もなく見守りシャワーが終わった。

どうだったのか何も判らない。
危ないシーンは無かったはずだ。

翌日合格を伝えられ、その日から毎日の入浴が可能となった。
一つクリアした。