一瞬だった。

すぐにそこに着いた。

午前中には入院、転院手続きを済ませる必要があり、脳神経外科内科の病院に入った。

手続きはここでも意外に時間がかかるものだ。

ここでも全て妻に任せっきりだ。

自分はすっかりダメダメ人間になっており、半分人生諦めた気分だった。

入院手続きを済ませ入院病棟に入った。

ここの病棟は新しいく、先日の診察と見学で少し安心感があった。

入院前に入院中の説明を受ける為、4人が座って話せる個室に案内された。

ここで1時間以上かけ、色んな説明を受けた。

ここでのリハビリは患者さんが前向きになれるよう指導してくれるので、しっかり励んでいけるように、と。

すでにお昼はとうに過ぎており13時を超していた。

この部屋で転院の数日前に連絡を入れていた職場に電話する。

今後の流れが分かれば連絡する事になっていた。

術後の予期せぬ事態に予定の休みを延長し、復帰が未定になる旨を伝えた。

長い説明を終え病室に案内されると同時に、じゃぁね、とあっけないほどの妻との別れとなった。

案内を担当してくれたのは若い看護士さんだ。

2人部屋で、すぐ隣の患者さんに挨拶を済ませた。

年配の方で車椅子と簡易トイレが置いてあり、下半身に麻痺や障がいがある方のようだ。

看護士さんはとても熱心で一生懸命さが伝わって来て、病室の説明や過ごし方を話してくれた。

随分時間が過ぎた昼食も用意されており、冷めてますよね、温めますね、と言ってチンしてくれた。

こちらが申し訳ない気持ちになるほどの気遣いだ。

先ほどの説明を受けた中で、昼食後すぐにリハビリが始まる事になっており、急いで昼食を済ませた。

ここの病院も美味しい。