まず病院は入院するのは何かと近い方が良い。
それが良い病院なら何も言う事はない。
クリニックの先生が奨める病院のサイトや口コミ、妻の職場の人の話を合わせて薦められる市内の病院に決定。
クリニックへ伝え紹介状を書いてもらった。
今だに自分の事とは思えない。
職場の仕事との兼ね合いもある。
が、ここは自分の事だけを優先しよう。
この頃には体に異変が出てきていた。
2、3時間の力仕事をすると手足がだるくてしょうがない。
手足が動かせず力が入らない。
脱力感がひどく、しばらく動けなくなる。
こんな事は初めてで怖くなった。
心臓の病気はいろんな臓器に影響を及ぼす。
これは自分の父親がそうであった
父も弁膜症を患っていた。
足が浮腫み体がしんどいと。
血液をサラサラにする薬を毎日飲む必要がありながら手足の先が紫になっていった。
決定的だったのは脳出血を患ったことだった。
心臓の血液が逆流する事で肺に血液が溜まって十分な酸素が体を巡らない。
心臓が働こうと肥大化が起こる。
悪化の連鎖だ。
こう思えた。こう思おうとした。
これは父親が自分に教えてくれた最期の生き様だったと。