自分が何をしたいのか

未だに解らないヤツが

他人を説くなんて

出来るはず、ないか
強がりは、終わらせなければ。

折れてしまう、その前に。
指先一つで可能な全消去。

続いて現れる<消去完了>の文字。

さぁ。
これで、先程まで貴方を悩ませていた、目の前の忌ま忌ましい文字列は、もう二度とお目にかかることはない。



けれど、もう貴方は理解っているはず。

一度網膜に焼き付き、刻み込まれてしまった文字列は、簡単には記憶から消せないことを。


そう。

貴方が、消えるまで
Bestは追うな。Betterを求めろ。

この前、面接試験で問われ、その後真剣に考えて出た、オレの“座右の銘”。


けど、余り柔軟性があるコトバではないのかも知れないと気付く。

少なくとも、何がBestで、何がBetterなのか判断出来ない、現在のような状態では。



山間の町(市から車で常時100キロオーバーでも1時間以上かかる)の内定が出て、そこに行くコトが決定してから、彼女からはそれに対する愚痴ばかり。

何故其処なんだ、と。

何故もっと近くにならなかったんだ、と。
(もっと近くの、市から車で40分程度の村の内定を蹴っているから尚更)

何故受けた(内定を出された)んだ、と。



見解の相違、らしい。

オレにとって、“最悪の結果”とは、『何処にも内定を貰えず、無職になるコト』だった。
オレは、それをどうにかして回避することに躍起になっていた。
元来理想を追うオレは、道職、市職のどちらの試験にも落ちていながら、その後の可能性に賭け、折角の最初の村の内定も蹴った。
しかし、それ以降何処からも一切内定が出ず、それどころか最終面接にも進めず、正直、かなり焦っていた。

そんな中での、内定。

後先を考えず、オレは飛び付いた。

『あぁ、これで働くことが出来る。両親も安心させられ、まっきとも堂々と暮らすことが出来る』、と。


しかし彼女にとってのソレは、さほど問題ではなかったらしい。

それに気付いたのは、もっと、ずっと、後だった。


彼女にとって、“最悪”とは、『オレと離れるコト』。

そこの認識が甘かったコトを、今、何よりも後悔している。


昨日、何の気無しに、『いくら遠くてもさ、“院卒でフリーター”よりもマシじゃない?一応、地方“公務員”だよ?』と言ってみた。
それに対する彼女の返答は、『フリーター3件掛け持ちで、それでもこの街に居てくれた方が、100万倍マシだった・・・』。

そのコトバを聴いた瞬間、怒りでも悲しみでも憤りでもない、“後悔”が、じわりじわりと襲ってきた。


あぁ。そういえば、前に言われていた。
『例え貴方がどこにも就職出来ず、この街でフリーターやりながら日々を食いつなぐことになっても、私は構わないけど?』
それが本心だったことに、今更ながら気が付いた。


地位じゃない。
名誉じゃない。
収入じゃない。

傍に居て、同じ時間を一緒に過ごすコト。

ソレが、一番、望んでいるコト、だったのにね。

オレは、何て馬鹿だったんだろう。



オレに出来るコトは、来年か再来年、市職の試験を再度受け、此処に戻ってくることだけ。

退職は有り得ない。

親や自身の生活の為にも、収入の確保はしなくてはいけない。

彼女は移動けない。

子供達は現在小学4年生。転校は考えてすらいない。中学校を卒業するまで、馴れ親しんだ仲間の居るこの地を離れさせたくはない。


収入を確保し、この地に戻って来るコト。

それが、これからの課題(責務)だ。

Better(この地域での就職・収入源の確保)はclearした。

次は、更にBetter(大学院卒業=学歴確保・就職要件)を目指さなくては。

その次は、・・今度ばかりは、“Best”を求めるしか、ないのかも知れない。“帰還”という、Bestを・・・
なんでかな

内定が、こんなに嬉しくないなんて
この“セカイ”は、向いていない
自分はちっぽけな人間なんだな、って、最近特に感じる。

何で、こんなモノを必死で守護ろうとしてるんだろう、ってね。

他人には理解らないかも知れない。

けれど、それで良い。

いくら他人にとっては取るに足らないモノだったとしても、オレにとっては、掛け替えの無い、タイセツなモノなんだから。


・・だから、守護るよ。

例え、どんなコトを、しても・・ね
第一関門突破。

よし。これからだ。
セックス?
嫌いじゃないけど、別に気持ち良さを味わいたいからって訳ではないな。
良く間違われるけど、オレは快楽追求主義じゃないよ?
相手のリアクション観察て楽しみたいだけ。
勘違い、しないでね
“あのヒト”を、心から、“トモダチ”と呼べる日は、・・来るんだろうか