指先一つで可能な全消去。

続いて現れる<消去完了>の文字。

さぁ。
これで、先程まで貴方を悩ませていた、目の前の忌ま忌ましい文字列は、もう二度とお目にかかることはない。



けれど、もう貴方は理解っているはず。

一度網膜に焼き付き、刻み込まれてしまった文字列は、簡単には記憶から消せないことを。


そう。

貴方が、消えるまで