離れて暮らしていたせいか、不思議と実感はない。だからなのか、今から来るまっきの方を咄嗟に優先してしまった。空港から実家まで、今からなら充分駆け付けられる。けど、…駄目だな。やっぱり、アタマで理解が出来てない。単に薄情なのかも知れない。今から行っても、どうせ死に目には逢えない、と。
6/6 21:59
ほら。まっきの乗る飛行機が、今無事着いた。じきに彼女は荷物を持って、ちょっと疲れた顔で出口から出て来る。そんな、普通の、流れ。到着口で彼女を待つボクは、今、どんな顔をしているだろう。
6/6 21:59
こうして、私の愛犬は、肩書きばかりの飼い主に看取られることもなく、台風みたいに雨が降り注ぐ、ある梅雨の日、大好きなおかんに見守られながら、静かに、逝きました。
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思えば、薄情な飼い主だ。飼い主とは名ばかりで、世話など一切せず、生涯の半分近くを母親に任せ切りだった。
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