ああ、“また”か。

そんなコトバが頭を駆け巡る。

今は・・西暦2011年、3月12日の午前の4時を半分過ぎた辺り。いつこの記事を使うかわからないから、一応。

テレビは昨日の昼間から、宮城沖を震源とする大きな地震のニュースでもう12時間以上も持ち切り。
どこにチャンネルを合わせても似た様な報道しかしてないから、結局点けているだけ。
誰の為でもない、見ている様で見ていない、垂れ流される情報。
電気の無駄かな、と消してみるけど、時計の秒針の音しかしない部屋にどうしようもない気持ちになって、また点ける。
そんな非生産的な活動を、ここ数時間繰り返してる。

電話もメールも使えなくなって、どれくらい経ったかな。
こういう時に、自分がケータイ依存症だって、思い知る。
ネットすら繋がらない状況で、『連絡は災害用掲示板を活用して下さい』とか言わないで欲しい。

みんな無事かな。

“みんな”。

いくらテレビを見ていてもオレの知り合いはただの一人も映らないし、いくらセンターに問い合わせてもメールは一通も送れないし、届かない。

あ、そうこうしてる間に5時回った。段々と空が白くなって来たな。


責任転嫁かも知れないが、敢えて。

誰でも良い。
『大丈夫。』って、言って欲しい。

本当は、こういう時は彼女にそう言って欲しかったな。地震発生後に一番に頭に浮かんだんだし。
でも、そうは問屋が卸さない。何でこんな日に自宅飲み会してるんだか。タイミング悪いな。


そうして、今のオレには寄る辺がない。

今のオレの下らない話に付き合ってくれる稀有なヒトなんて居ないし(居たとしても首都圏)、第一時刻が時刻だ。

もしかしたら、ひーちゃんなら、面倒そうな顔しながらお茶の一杯も出してくれたかな?もう、戻らない時間だけど。

結局、このどうしようもない不安と苛立ちは、自分で処理するしかないみたいだ。


ねぇ、ひーちゃん。
オトナになる、って、こういうコト?
ツヨくなる、って、こういうコト?


なら、オレは