物忘れが日々進行し、不安なこの頃ですが、頭の片隅に残っている数ヶ月前の新聞記事。

フランス西部のオレロン島で、オスのニワトリが早朝鳴き、うるさいと訴訟を起こされたと。

住民の平穏な生活を守るために、飼い主は鳴かせないようにすべきと訴えられた。

そこで、ニワトリはなぜ早朝に鳴くのか、ちょっと調べてみたところ…

人間に家畜として飼われ、改良されたニワトリは野生の本能を失い、1年中鳴くようになったと。

また、ニワトリは夜目が見えないので不安、朝になると安心し喜びのあまり鳴くとか。

鳴き声がうるさいと言われるが、人間が改良を重ねたためなら、ニワトリに罪はない。

明るい朝を迎え、その喜びの一声とは感動的ですよね。

オレロン島は人気の避暑地、冬季は7000人の人口が夏季は35000人に。

田舎では、ニワトリもカエルも牛も鳴くという住民と対立していたが、訴えを棄却したという記事になぜかホッ。

騒音には耐えられないけど、ニワトリの鳴き声は許せると思う。


東京新聞 夕刊 2019/9/7