ゲッベルス(ナチスの宣伝大臣)は、冷酷な戦争犯罪者。
彼の秘書として働いていたボムゼルが、終戦から69年経って証言するドキュメンタリー(オーストリア映画)

103歳とは思えない記憶力に脱帽。深く刻まれた顔の皺が、彼女の苦悩の人生を語っているかのようでした。

彼女の語りの中に、当時、世界各国で製作された映像が挿入され、ホロコーストの残酷な実態が、数多く放映されます。

アウシュビッツ(ビルケナウ強制収容所)を訪れた時より、生々しい映像に目を覆う場面が〜

ボムゼルは、強制収容所のことは知っていたが、虐殺が行われていたことは、全く知らなかったと。

ボス(ゲッベルス)を、信頼して従順に真面目に仕事をしていたので、自分に罪はないと。

また、この世に悪魔は存在するけど、神は存在しないと、顔を歪めて語っている姿が印象的でした。

人間のお愚かさを悔いる重い映画です。