きょうは、朝から雨模様です・・・。

窓を開けると、耳に触れる雨音は、静かな爽やかさを伝えてくれる・・・。

春の雨は、冬のグレイとは違う・・・ブルーの自然界の彩りを感じています・・。雨の香りは、ブルーの

にほひがします~。


ブルーは、自然界の海とか空の色・・・人の内面を誘う海の深さ、空の様な広さ・・・。

ギルの「鮫」・・・あの深い深い海の底・・・手探りでも見えないつかめない世界へと、引き込まれてゆきます・・。

ブルー・・・ネイビー・・・藍色・・・何ものにも染められない変えられない藍色・・・そして、届かない海の底。。。

深く沈むギルは、静かに地上へと這い上がってゆく息を凝らして~。

「鮫」ティーザーは、映像が綺麗でシャープ、ギルの持つ気品ある美しい悪を、際立たせています・・・。

鮫の泳ぐ様を、彼の生きざまに表したのか・・・復讐、サスペンス、先が読めない世界へと導きます・・・。


流れる様なギルのナレーションは、言葉少なくても、黙ってても感じてしまう・・・五感を研ぎ澄ます・・。

ギルの声は、切なく、苦しく、憎しみまで絡まり続ける様で・・・。身体から響くような声は、チェロのような弦楽器のようで・・・触れたら指先からつま先まで感じてしまいそうに・・・・。


藍色の深い海底から表れた彼は、冷たく氷の様な冷ややかな人・・・氷の様な世界で、何を拠り所に生きるのか、愛してくれる人を傷つけてまで生きてゆくのか・・・。

復讐のために、愛する人を憎もうとする葛藤・・・。いつか・・・氷が解けた時、明日が見えて、生きられるのか・・・今は、何も見えない~~。


愛する人の後ろ姿を、遠くからみつめる姿は、包み込む様な優しさ、甘さが・・・。愛を紡ぎ出す繊細な指先、みつめる慈愛の瞳、かみしめる様に深くする息まで色香が漂う・・・。愛を求めて止まない涙目・・・。

手を伸ばせば、抱きしめられたかも知れない・・・そんな愛を、君は選ばないのか・・もがき、苦しむ・・・道を選ぶのか・・・。

愛には、色んな愛がある。命をかけた愛、命を捨てた愛、命そのもので叶える愛、命は力、命は愛・・。


こうして・・・私は、又、ギルの重く切なく、虚しい様な生き方、細やかで内に潜む燃える様な憎しみに海の底まで、ついて行くのでしょう・・・。


「せつなき恋をするゆゑに 月影寒く 身にぞ泌む

もののあわれを 知るゆゑに 水のひかりぞ なげかるる

身をうたかたと想うとも うたかたならじ 我が想い

げにいやしかる われながら うれひは 清し君ゆゑに」(「水辺月夜の歌」より)


Lemon tea のブログ