きょうは、冷たい霙雨で、少しづつ雪に変わり始めています・・・。
ゴヌクの心の中に、沁み込む様なボタン雪です~。
ゴヌクは、もう遠くへと旅だったのでしょうか・・・追いかけたかったけど・・。
折り鶴に綴られた「夜は、真っ暗な暗闇に包まれている。どこが空で、どこが地なのか・・輝いているのか、明かりなのか、星なのか見わけがつかない。俺はどこへ行くんだ?天国か地獄か?」
と・・・ゴヌクの行く末を暗示してる様な言葉でした・・・。
折り鶴・・・鶴は飛んでゆくけど、折り鶴は、羽があっても飛べない鳥なんです~。
哀しくて、壮絶な結末・・・兄として、モネを守るための死を選んだのか・・・。
ゴヌクの復讐は、何だったの?最初から、罰を受けると言ってましたね・・・その為に用意した拳銃・・・。
ゴヌクの復讐は、もしかしたら・・「因縁」になるのだろうか・・・。あまりにも残酷な「因縁」・・・ゴヌクは、本当に手にいれたかったものは何だったのか~。
ボロボロに傷ついてしまう逃れられない因縁は、苦し過ぎました・・・。
本当は、家族と言う懐かしさ、家族の元へと心の底では感じていたのかも・・・しれません。
あの古ぼけたホン家での写真を捨て切れずにいた・・・テラへと近づいたのも、もしかするとヌナの様な思いもあったのかも・・・ゴヌクは気づいてないけど・・・。
ゴヌクが、唯一、家族と感じたソニョンのような・・・ヌナの思いにも似た~。
ジェインの愛をかかえつつも、ジェインからの愛も手にすることが出来ながらも共に生きると言う選択をしなかった・・出来なかったのは、ジェインを愛する資格は自分にはないと思ったのかもしれませんね。
「愛なんて信じない」と言いながら、誰よりも愛情を渇望しながら、脆さを抱えていた折れそうな心で・・・。
ゴヌクは、孤独だったのね・・・自分を見守ってくれる人が欲しかった・・・哀し過ぎる男です~。
最初から、自滅覚悟の復讐、生き急ぐゴヌクの復讐の短い人生は、ほんの少しでも幸せな時ってあったのでしょうか・・・?
子供の頃過ごした育ての両親との時間、ジェインとの一瞬の時間、ホン家での父との短い時間、テラとモネとは・・・。
テラへ最後の手紙に、テラの娘へのプレゼントとして、ウェルサムチョンと名乗ることで、テラの弟として戻ったこと~。
ジェインの手紙に添えたガラスの仮面「愛する人の目で、この世界を見たらジェイナー、昔そんな事を考えた 他の人の目で世界を見たら?どうみえるかジェイナー 元気か?絶対幸せになれよ、幸せな目で俺の世界をみつめてくれたら 俺も幸せになれる。」
ジェインに、自分の仮面で違う世界を見て欲しい、ジェインの見る世界を俺は見るよ・・・と言うこと?
ジェインと、共に生きたかった・・・?
そして、ラストにジェインの立つ後ろの掲示板に、身元不明を表す紙がなびいている「男20~30歳・・・背中に・・・」あの風になびく紙がゴヌクの哀しい揺れを表してるようで、ゴヌクの生きざままでみえてくるような・・・。ジェインの背中に紙きれのゴヌクが「ジェイナー、俺はここにいるよ・・」と言ってる様で~。
風に飛んでゆく折り鶴のようで・・・。
「ゴヌク・・・貴方は幸せだったの・・・」私は、最後まで彼に問いかけています・・・。
PS
最後まで、ナムのゴヌクに導かれるように堕ちてゆきました。
ナムの命まで注ぎ込むような細やかで内に潜む表現の素晴らしさに脱帽でした。
「赤と黒」素晴らしい作品と共に、俳優ナムギルssiに出逢えた幸せに、有難うございました!!
仮面は、日本の能面は、精神を表します。ガラスは、全てを見せる心かもしれません。