「関東三十六不動霊場」と言うと「江戸」に比べかなり範囲が広がります。もちろんどこから廻ってもよいと言うことですが、「発心」神奈川・「修行」東京・「菩提」埼玉・「涅槃」千葉という事で二番目に神奈川県のお寺へ行くことにしました。だと乗り継いで、やはりの方が時短になると思い高速道路を使って行くことにしました。ところがなんとナビの設定を誤り途中何度か設定し直しながらようやく辿りつきました
第二番札所 大雄山道了尊<清瀧不動尊>
やっぱり「江戸」とは一味違って山中にあり空気も雰囲気も新鮮そのものそれに階段が多いです
本堂も歴史を感じる造りで自由に入ることが出来ます。どこからともなく法螺貝の音がすると僧侶の一行が廊下を歩いて通り過ぎました
本堂中も広々とはて天井が煌びやか、ご本尊は「釈迦牟尼如来」脇侍に「文殊菩薩」「普賢菩薩」を祀る。
「金剛水堂」をはじめ「洗心の瀧」「不動滝」等々とにかく水量が豊かです
「御供橋」を渡ると「結界門」...
天狗様が
またまた階段を上る
「御真殿」の中には「道了薩埵」をご本尊に大天狗、小天狗を両脇侍に奉祀する。
下駄がたくさん
世界一の大下駄
その横に「十一面観世音菩薩」足元にも観音様
「不動堂」はこじんまりしてるけど水の流れる音が清々しい
不動霊場のご本尊『清瀧不動尊』その両脇に「天祐不動尊」「愛染明王」が祀られている。
おみくじ引いてみました...「大吉」
「奥の院」に続くこの階段さすがに息も弾み足にもきましたこれが後のハプニングに繋がるとは...
でもこんな階段自宅近くにあったら毎日上り足腰鍛えられるな
「三面大黒殿」
≪御詠歌≫
にごりなき 真澄の月を 足柄の
杉のこのまに 見るぞうれしき
広々とした境内に見どころ満載で予定時間を大幅に超えてしまい
早々次へとナビで検索すると到着予定時間は約1時間後
なんとか閉門には間に合いそう
第一番札所 雨降山大山寺<大山不動尊>
駐車場からケーブルカーの駅までまたまた階段~踊り場お土産屋さん・飲食店~階段~踊り場...どこまで続くのっと
..っと油断と心の隙をつかれ階段で躓き転倒 うっ恥っ
右手を付き損ね指と手の甲負傷情けなっ..
半端ない痛みを堪え切符を買って乗車
16時30分が下り最終なのに乗ったのが16時00分
やっぱり慌ててお参りは良くないですね
でもここまで来たのですでに人気も少ない本堂へ
しかし、御朱印いただくやり取りの中で、ちょっとちょっとそんな言い方ないんじゃねーのっと普段なら自分が間違ってないと思ったら言い返していたところですが、神仏の御前では争い事は厳禁ですからね、ぐっと笑って堪えて(笑)相手に従いましたよフフフっ
ここで気分転換厄を払って行こうと「かわらけ投げ」を試みましたが利き手負傷により思うようには投げられず...情けない..
でも仏様や自然豊かな景色が心身ともに癒してくれます
ケーブルカー往復切符買ったにもかかわらずいろいろ想い帰りは自力で下山です思ったより急な階段が続き二度と転ばないように慎重に歩きました
やっぱり途中のお地蔵さまたちに励まされました
それにしてもスマホ写メを撮るにも手の激痛で写真も少ない
可愛いちゃんにも会えたしね
何はともあれ無事帰宅です
≪御詠歌≫
弘人の 御宇に大師はここに来て
加持の閼伽水 のこしたまへり
今回予定ではもう一つくらい廻れるかなと思っていましたが、やっぱり慌てて行くのはダメですねいろんな所へ行くといろんな人に会ったりいろんな事に出くわします。人生と一緒でいつも良いことばかりではありません。今回もいつもなら後悔していたような出来事も自分の心身の痛みこの程度で済んだと思うとこれで良かったんだと思っています。まだまだ心も身体も修行が足りません(笑)何より『お不動さま』といつも一緒に廻っていることを忘れてはいけませんね
次回からは早朝から行動開始するとかもう少し時間に余裕を持ち心にも余裕を持って廻りたいと思います