続いて常設展の『池田満寿夫~般若心経シリーズ』へ。

 

 

美術館の名前は

このコレクション(般若心経シリーズ)にちなんで

梵語の『波羅蜜多』に由来してるそう。

 

薄暗い部屋の中に 

焼き物の仏様の顔、お経の彫られた陶板,お碗(心経碗)がずらり並んでいます。

 

 

 

 

奥の壁にかかった立体曼荼羅(胎蔵界と金剛界の2作品)

赤・青・黄(金)・銀の〇△□でシンプルに表現されていました。

仏様も突き詰めるとこんな姿になるのかと・・・

言葉を失うほどの迫力です。

 

63歳でなくなる3年前に完成したこのシリーズ。

死を見つめて粘土をこねておられたのでしょうか・・・