9月末だというのに、まだまだ暑い日々晴れ晴れ

これを逃してはクリムト単独の展覧会を観れないと、

えいやっ!!っと

名古屋から名鉄線に乗り換えること1時間、

豊田市まで行ってきました。

 

豊田市美術館で クリムト展、10月14日まで開催です。

 

 

平日なのにめちゃ込み。

人気の作品の前では人垣ができています。

 

「クリムトとその家族」から始まり、

修業時代、日本的なモチーフの影響、

ウイーン分離派の華やかな時代、

最後に人の生死をテーマにしている時代まで、

順を追って展示されていました。

 

あの黄金のイメージとは程遠い、清楚な少女の肖像画。

『ヘレーネ・クリムトの肖像』

クリムトの姪っ子さん。

6歳とはとても思えない、きりっとした表情です。

 

 

何重にも人垣ができていた『ユディト 1』

前に立つと、見下ろされている感がありました。

半開きの口、開き方の違う左右の目。

ユディトさんの目は、何を見ているんでしょうか。

背景の金色の模様と首飾りが一体となってつながり

ユディトの首が、

体から切り離されて浮かんでいるようにも見えました。

右下には、目を閉じた男の人の生首が・・・ポーン

 

復元された壁画『ベートーヴェン・フリーズ』の最後の場面

コーラスをうたっている人たちの表情が穏やかですね。

 

人の生死を描いた最後のチャプター、「生命の円環」にあった

『女の3世代』

この絵はがきは、3世代の中の一部分、母と子の部分です。

幸せそうな満ち足りたお顔。

全体では、左側に

茶色っぽい色合いの老婆(おばあちゃん)が描かれています。

顔を抑え、うつむいて、泣いているんだろうか・・・

人生を悔いているんだろうか・・・

いのちの誕生の幸福と、閉じていく生命への絶望と

そんなものを感じました。

 

大阪での『ウィーン・モダン クリムト、シーレ』も見に行かなくては。

芸術の秋、早く涼しくなってほしい。