日本史 時代のキーワード9 | 生活の中で使える記憶のコツ

日本史 時代のキーワード9

ユウマです。

今回は明治時代のキーワードを覚えていきましょう。

ボクが抜き出したキーワードは

1.王政復古の大号令
2.版籍奉還
3.廃藩置県
4.富国強兵
5.日清戦争
6.日露戦争

です。

それでは流れを見ていきましょう。

はじめに、明治時代を勉強していて気がついたことがあります。

それは、幕末の「朝廷 VS 幕府」という対立が「日本 VS 外国」に変化していったということ。

つまりは、敵が国内から国外に変わったということ。

そのために、今までの考え方やものの見方を強制的に変えさせられた。ということ。

このことをボクは今までサラっと流して覚えていましたが、日本の歴史の流れの中で非常に重要な変化だと思います。

では、流れの続きです。

開国によって、日本は戦争こそしていませんが外国の戦力に負けた結果となりました。

そして、外国と不平等な条約を結ぶことになった日本人は、「負ける」ということの意味を改めて実感したんだと思います。

自分たちの思い通りにしたいのに、させてもらえない。

だから、新政府は何よりも早く日本の戦力をつけて外国を倒したいと思ったに違いありません。

そのためには、各藩が主権を持っているような地方分権ではなくて、中央集権にする必要がありました。

なぜなら、日本が一丸となって戦わないと外国には勝てないと考えたからです。

まず、政府は王政復古の大号令を宣言して、「これからは天皇による政治がはじまる」ということを国民に知らせました。

次に、版籍奉還と廃藩置県を行って、地方にあった権力を中央に集めて、1つの命令を全国に届けられるようにしました。

版籍奉還とは、各大名の持っている土地と戸籍(人民)を天皇に返しなさい。という命令。

廃藩置県とは、藩を無くして県を置くこと。さらに、各県の代表は中央から送られた人が担当することにしました。

そして、政府は国営の工場をたて、義務教育を始め、徴兵令を出しました。この一連の流れを富国強兵といいます。

これらの政策は、すべては戦争に勝つため。
戦争の目的は、「もっと自分の思うようにしたい」という願いです。

そして、いよいよ成果を発揮するときが来ます。

日清戦争、日露戦争を通じて領土とお金を手にしました。そして、開国時に交わした不平等条約も撤廃しました。

さらに、一度は自分たちを負かした国々と対等の地位を築いて行くことになります。


それではキーワードを覚えていきましょう。

明治時代は「となりのトトロのメイちゃん」でした。

まず、王政復古の大号令は、「オットセイ」に変換しましょう。

覚え方は、メイちゃんがオットセイに噛み付いている場面をイメージしてください。痛くてオットセイが逃げようとしている場面をイメージしてくださいね。

次に、版籍奉還は「はん」と「せき」をひっくりかえして「赤飯」にしましょう。

なかなかいいイメージがなかったので、こういう手法を使いました。あんまりカッチリ考えずにぱっと思い浮かんだイメージを使ってみてくださいね。「覚えられなかったたら、その時また考えよう」くらいの感じでいいと思います。

覚え方は、メイちゃんが赤飯のプールで遊んでいる場面をイメージしてみてください。


残りのキーワードは、ぜひ自分で変換して覚えてみてくださいね。

次回は最終回となります。

大正以降をまとめて記事にしたいと思っています。

それではっ。

ボクが記憶の方法を学んだ教材がコレです