日本史 時代のキーワード7  | 生活の中で使える記憶のコツ

日本史 時代のキーワード7 

ユウマです。

今回は、戦国時代のキーワードを覚えていこうと思ったのですが、なにしろ戦国時代は群雄割拠といわれるくらいですから、日本各地で力を持った複数の大名が国を治めていました。

だから、戦国時代を細かく覚えていくと、きりがないので、今回は戦国~安土桃山を安土桃山に重点を置いて一気にやってしまいます。

ボクが抜き出したキーワードは

1.鉄砲
2.織田信長
3.豊臣秀吉
4.朝鮮出兵

です。

それでは流れを見ていきましょう。

勢力の衰えた足利氏の代わりに勢力を持ち出したのは、日本各地の有力な大名たちでした。

それぞれの大名が自分の領地で分国法という法律を作ったりして自治を行っていた。現代風に言うと、地方分権が確立していたということです。

全国各地で武将たちが下克上を繰り返していた中、鉄砲が伝来します。

この鉄砲を有効に使って天下統一の一歩手前まで行ったのが織田信長です。

鉄砲を使ったので有名なのは、武田軍と戦った長篠の戦です。

そして、実は室町幕府を滅ぼしたのも彼です。1573年のこと。それまでは幕府は細々と続いていたのですね。

そして彼は、戦術に長けていたことはもちろんですが、楽市楽座や関所の撤廃をしたことも注目したいです。

つまり、信長は楽市楽座をすすめることで商人たちを領地に呼び込んで、さらに関所を撤廃することでもっと商人たちを呼び込もうとしたのです。

ちなみに、楽市楽座とは、商売に対する税金をなくすこと。そして、座と呼ばれる、それまで商売を優遇されていた団体を取り壊して平等にした一連の政策です。

同じ商売をして、税金を納めなくていいのなら、当然信長の城下町で商売したほうが良いですよね?

では、なぜ彼はそこまで商業を優遇したのか。

それは、農業中心では秋には戦ができなかったからです。当時の武士たちは半分農民だったのです。

鎌倉時代から、褒美としてもらっていたのは土地でした。武士たちはその土地で作物を作って生活をしていました。

だから、秋には作物を収穫するため、戦どころではないのです。全国で休戦状態なのです。

織田信長はここに目をつけて、一年中戦ができる国を作るために商業を重視したのでした。

その織田信長が本能寺の変で亡くなり、遺志を引き継いだのが豊臣秀吉です。

秀吉は、信長が達成できなかった天下統一を果たします。

そして、彼はその後、刀狩と太閤検地を実施します。

刀狩をすることで、農民たちが一揆を起こしたり、力で成り上がってくる者を警戒しました。

また、太閤検地をすることで、全国で統一した基準で作物の出来高を知ることができるようにしました。

そんな、全国制覇を成し遂げた秀吉が次に狙ったのが海外でした。

朝鮮へ出兵を2回しましたが、2回とも失敗に終わりました。

このことがきっかけで、秀吉は大名たちの不満をかうことになります。

なぜなら、この戦いでは戦利品がなく、負担だけが残ったからです。

なんだか、いつの時代も同じことの繰り返しをしているような気がしますね。



それでは、キーワードを覚えていきましょう。

今回は二時代にまたがっていますので、鉄砲は戦国時代に、その他は安土桃山にくっつけて覚えましょう。

まず、戦国時代は「扇子」に変換していました。

鉄砲は、そのまま「鉄砲」のイメージで行きましょう。

覚え方は、鉄砲を撃ったら弾の代わりに扇子が飛び出した場面をイメージしてみてください。

つぎに、安土桃山は「小豆」に変換していました。

織田信長は、資料集などで自画像を見たことがある人がほとんどだと思いますので、その自画像のイメージにしましょう。

覚え方は、織田信長が小豆の被り物をしている場面をイメージしてみてください。


残りのキーワードは、ぜひ自分でイメージに変換してくっつけてみてくださいね。



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