日本史 時代のキーワード5 | 生活の中で使える記憶のコツ

日本史 時代のキーワード5

ユウマです。

今日は、鎌倉時代のキーワードを覚えていきましょう。

ボクが抜き出したキーワードは、

1.源氏
2.北条氏
3.元寇
4.徳政令

以上の4つです。


さて、恒例になりつつある、時代の流れを確認しておきます。

まず、覚えておいてほしいことがあります。

それは、鎌倉時代あたりから武士のイメージが強いし、あまり存在感がなくなってきますが、朝廷はこの時代でも幕府よりも力を持った存在であるということです。

だから、この時代からは、京都や大阪の都とは別に、鎌倉に都ができた。くらいのイメージを持っていてください。

それでは流れを確認します。

平氏を滅ぼした源氏が鎌倉に幕府を開きました。これが、鎌倉幕府です。

幕府と武士の関係は、封建制度でつながっていた。

いわゆる、ご恩と奉公です。

説明をすると、将軍は功績を挙げた武士には、敵から奪った土地を褒美として与えて、武士は、そのために命がけで将軍に味方する。ということです。

ただ、源氏の時代は長くは続かなかったんです。

そこで、源氏を引き継いだのが北条氏です。

源氏と北条氏の関係は、幕府を開いた源頼朝の奥さんが北条政子です。

旦那や息子が死んで跡取りがいなくなったので、奥さんが出てきたわけです。

そして、鎌倉時代が終わるまで北条氏が幕府を治めました。

この北条氏の時代に、元が攻めて来ました。元寇ですね。

元は、2回攻めてきたのだけれども、2回とも嵐のおかげで幕府の勝利となりました。

しかし、この戦いの後で問題が生じました。

それは、幕府軍からの「ご恩」がなかったのです。

上でも説明しましたが、幕府は敵から奪った土地を武士に分け与えていたのです。しかし、今回は、奪うものがなかったので「ご恩」をあげることができませんでした。

武士としては、自腹で命がけで戦って何ももらえないわけです。武士たちの中からは当然不満が出ます。

そして、多くの武士がお金がなくなり、商人に借金や借用をして生活するようになりました。

そんな武士たちを見た幕府は、徳政令を出します。

これは、つまり借金チャラですよ。ってこと。

武士たちは最初は喜びました。しかし、それ以後、商人は二度と武士に何も貸しませんでした。

当然、武士たちの生活はさらに苦しくなり、不満はますます大きくなっていくのです。

そうやって、北条氏の力は衰えていくこととなります。


それでは、キーワードを覚えていきましょう。

鎌倉時代は、「釜」に変換していました。

源氏は、ゲジゲジに変換しましょう。
ゲジゲジをご存知ですか?とてもグロテスクな昆虫です。苦手な方は、是非ほかのイメージを使ってください。

「そういわれると、ちょっと見てみたいよ」(ワクワク)という人はクリック。

覚え方は、釜をゲジゲジがムシャムシャためている場面をイメージしてください。釜と同じくらい大きなゲジゲジをイメージしてみてくださいね。

次に、北条氏ですが、これは包丁に変換しましょう。

覚え方は、釜を包丁でスパッと切っている場面をイメージしてみてください。スパッと切れる感触を想像してもらえると記憶に残ると思います。


残りの、元寇と徳政令は自分なりに変換して、つなげて覚えてみてください。

イメージのポイントは、具体的な物や人に変換すること。そして、それぞれをくっつける接点を詳しくイメージすることです。


この記憶法の教材は本当に一生モノです。