日本史 時代のキーワード4 | 生活の中で使える記憶のコツ

日本史 時代のキーワード4

ユウマです。

今回は平安時代のキーワードを覚えてきましょう。

ボクが抜き出したキーワードは、

1.荘園
2.武士
3.平氏
4.源氏

です。


平安時代の流れを確認しておきます。

奈良時代に墾田永年私財法が出て、みんな自分の土地にするために墾田に必死になりました。

しかし、力の弱い農民は自分の墾田した土地を力の強い他人に横取りされることもあったみたいです。

そこで、人々は自分の墾田した田を貴族や寺社に寄進することを思いつきました。

当時、貴族や寺社には、朝廷から不輸の権と不入の権を認められていました。不輸というのは、税を収めなくて良いこと。不入は、役人が荘園に入ることを拒める権利です。

寄進することで、貴族たちから自分の土地であることを認めてもらい、その代わりに貴族に収穫の一部を納めることで自分の土地を守りました。

この、貴族や寺社に寄進した土地を荘園をいいます。

そして、貴族と寺社は自分の荘園を守るために武力に長けた者を雇うようになります。

これが、武士の始まりなんですね。

武士というのは、はじめは武器を持った農民だったのだけど、だんだん貴族なども武士化していったわけです。

そして、武士として勢力を持ったのが、平氏と源氏です。

この両者は、平安末期の源平合戦で戦うことになります。


それでは、キーワードを覚えていきましょう。

平安時代は、「兵隊」でした。

荘園は、「笙」に変換しましょう。笙(しょう)とはコレです。

覚え方は、兵隊が笙を奏でている場面をイメージしてください。


武士は、そのまま武士のイメージでいきましょう。

自分で武士といわれてイメージがわくものの、それが武士ならしめるものをイメージしてくださいね。

ボクの場合は、鎧です。

覚え方は、兵隊から武士が脱皮みたいに中から出てきた場面をイメージしてみてください。


つづきの「平氏」と「源氏」は自分でイメージを作って、繋げてみてくださいね。

次回は、鎌倉時代に入っていきます。


必要なことを忘れないようになれる教材がここにあります。