「彼女、俺、涙」



彼女のためならいくらでも泣いてしまう

格好悪いかもしれない

笑われるかもしれない

でも、彼女のコトバで泣けてしまう俺が居る


彼女が泣くと、俺は焦る

ケド、彼女は嬉し泣きなんだ、と笑ってくれる

俺のコトバで泣いてしまう彼女が居る


涙なんて、いくらでも流せばいいさ

地球に悪いわけでも

法律を犯してる訳でもない


泣きたければ2人で泣けばいい

無いものねだりでも

寂しい時でも


翌朝の「おはよう」のメールが

ハートマークの絵文字が付いた

最高の目覚ましであれば


夜はいくら泣いてもいい

そう、夜は長いんだ


涙なんて、いくらでも流せばいいさ

その流した涙さえも

受け止めてあげるから


泣きたければ2人で泣けばいい


「受け止めるから」




怖くて、不安なら


俺が何時まででも付き合ってやるから


話聞いてやるし


甘えさせてやる



キミの存在が不安なら


幾らでもキミの価値を説いてあげる


恥ずかしくて頬を染めたって、絶対に止めない


キミの好きなトコ、全部話してあげる



キミの味方はここにいる


キミから離れたりしないから


キミが消えそうになっても


絶対に放さないから



悩みも、不安も、全部、俺が受け止めるから


泣きたくなったら泣けばいい


ひらひらと落ちた涙も


ちゃんと、受け止めるから



「反抗」





きっと、俺と彼女は認められない


友達も、教師も、親も、誰も認めてくれない


偽装だと罵倒され


引き裂かれるかもしれない


遊びだと笑われるかもしれない




認められなくてもいい



たとえ、勘違いでも後悔しない






だから、人生で初めて反抗する







俺は彼女のコト、好きだから