アクセを買うときって、みんな何を基準に何を想って買ってるんだろう?
僕はかっこいいだけじゃ絶対に手を出さないんだけど。
あとはバンドのメンバーが持ってるから同じものを持ちたいとか、そういうこともあまりしたくないかな。
DEALに関してはれいたが持ってるものを僕も持ってたりしてますが、れいたが着けてるものは、僕が見ても欲しいって思うし、細かくて精巧な部分が気に入ってたりします。
でも、今僕の中で見直さなきゃいけないことがあるので、今度はそのことについてたくさん話せたらいいなと思ってます。
人によったら嫌がられるかもしれないけど、僕にとってはとても重要なことです。
僕が春銀を今回買うのをやめようと思ったのは、春銀が嫌いになったからではないです。
むしろ前回のコラボアイテムは今も愛用している品物だし、手放すなんてあり得ないし、大事なものです。
今回のアイテムは、僕には似合わないと確信したから。ネックレストップは欲しいかもと思いますが、あれ1個で存在が際立ってそこだけ浮いてしまいそうだからちょっと今回は見送ろうって思った。
本物に触れたけど、すげぇ細かいし、作りだってルキが考えるだけあってやっぱり精巧で、重みもあって、重量も最高な品物なわけです。
でも、それが「自分に似合うのか?」と思ったら、結論が「似合わないかもしれないな」という意見に達して自分で納得したから、やめたの。
お金に余裕があったら「似合わなくてもいつか似合うようにしてやる」って思うくらいの度量がないとシルバーアクセって着けられない気すらもする。
鑑賞用とか、そんなのは考えられない。
アクセサリーって着けてこそ価値のあるものだよ。
着けなきゃ意味がない。
飾られるだけなんて、作り手さんにしたら悲しいことなんじゃないのかと思う。
大事にするのは凄くいいことだと思うけど。
F.A.Lに出会って、僕はアクセサリーに対する見方が変わったし、そこにある「物語」や「意味」を重視するようになった。
アクセサリーだって、絵にしても、作詞にしても、何だって「工程」はある。
その工程の中で芽生えた「話=物語」を聞くべきだと僕は思うよ。
うわべの意味だけじゃなく、作っている最中に模索したこととか。
後付けの説明なんていくらでもできる、そんなイメージよりももっと大事なものがある。
そこをもっと掘り下げて聞こうよ。
そうすることで、アクセを見る目も、アクセを着ける意味も変わってくるんじゃないかと思う。
ディストラクションリングは、僕の中でとても大切なリングです。
このリングよりも先に欲しかったものの優先順位が入れ替わってしまうほどに。
納得した上で買ったリングだから、後悔なんて当然だけどあるわけない。
買ってよかったと思ってる。
色んな人にこのリングを見てもらいたい。
そして知ってもらいたい、すげぇアクセサリーがあることを。
ただそれだけです。
ちなみに、自分なりに考えたイメージがここにあります。
このディストラクションリングは、右側の崩れてる部分を覆うツタのような模様は、僕にとって土に埋没している骸骨をイメージした。
その骸骨に徐々に絡んでいくツタがスカルの右半分を侵食したイメージ。
このイメージに僕はいつかカスタムできるならと考えていることがあるわけです。
イメージすることは大事だと思う。
たくさんのブランドがある中で、自分にとって最高のブランドってやつを見つけたらもっと楽しくなるんじゃないかな。
人生の活路さえ見出せそうだよ、僕は。。。
そんくらい、大事な存在だよ。