個性は絶対必要だ。
僕が最も作詞で気をつけてることは、数年前の僕なら、歌詞のタイトルを最もらしい、そして英語にしてみたり、簡単な単語を並べていたりするだけで終わっていただろう。
だけど今は違います。
まず、日本語でタイトルをつける。
だって日本人だから。
日本語ってすごいんだぞっていうのを見せつけたいっていうのがあったりします。
そして、もしカラオケとかに入ったら、一発検索で引っかかるような、この世界に1曲しかないようなタイトルをつけること。
最近作詞した「想い、同じ」もそうだけど、これが「同じ想い」だったらつまんないでしょ。
間に「、」を入れることで間を入れたりするのも大切なんだよ、僕の中じゃ。
たった二言の言葉に重さを加えたりできるんだから。
僕は作詞で「間=、」を大事にしてます。
絵にしてもそう。
今の僕の絵はもうすでに筆で絵を描くという概念を消し去ってます。
そりゃ色んな人が消し去ってますでしょうよ。
僕は今描いている絵のほとんどを「指」で描いてます。
筆で絵の具を混ぜません。
パレットに絵の具を出して指で好きなように混ぜて混濁色を作って、スケッチブックに描きたいように描いてます。
いつかリアルな絵が描ければと思いますが、まだまだ僕にはその力が足りません。
基本的に人差し指しか使ってないから、指全部を使えるようになったらもっと凄い絵が描けると思ってる。
09月15日、F.A.Lレザーイベントで感じたのは、いつも黒とか赤とか原色しか使ってなかったので、混濁色をもっと使ってみようと思いました。
ま、今使って1枚描いてます。ただただ、いろんな色を塗りたくってるだけだけど。
でもこの絵が出来上がったら、ディストラクションリングという絵を描けそうだなと思います。、
ま、詳しいことはVenom Glowで見ましょう。ちゃんとリングが載ってますから。
ディストラクションリングのすげぇところは(前も言ったかもだけど)、他の人が考えてなかった「破壊」を表現しているところかな。
山本さんや坂本さんに言わせたら「まだまだ青いなってゆか甘いな、考えが」って言われそうだけど(笑)、造ったリングを破壊することで出来上がった作品って伺ったからさ。
侵食の上を行くものだと僕は考える。
侵食はじわじわ「燻る」感じだけど、破壊って言葉の通り、「壊す」ことだからね。
その破壊の様を絵で表現したいです。
んー、難しい!
僕は今の絵の描き方を、05月にNheiraと出会って発見した。
そしてF.A.Lのイベントで坂本さんにたくさんのアクセについて語ってもらってリアルさを求めるようになった(まだ表現できないけど)。
この出会いは僕にとってすげぇ大きい。
今の僕の「個性」と「可能性」は彼らのおかげです。
さらに混濁色を使おうと思ったのは山本さんとちょこっとアクセについて話せたから。
人と出会うことで無限の可能性が広がる。
個性もさらに洗練される。
同じものを共有することは素晴らしい。
同じ志と熱意を持ってる人と、たくさん話せるような場所があったらなおいいね。