昔あったけどね。
昔って言ってももう、8年とか、そんな前。
その時はよくわからなかった。正直言うとね、友達が軽くやってたんだよね。
それが移った、ただそれだけ。
だけどね、何の解決にもならなかったんだよ。
誰かが心配してくれるわけでもなかったしね。
期間的にはきっと1か月もなかっただろう。
その傷はまだ微かに残っています。
もうほとんど消えてるから意味を為さないけれど。
これは自分への戒めです。
もう二度と馬鹿らしいことはしないっていうね。
それに、僕は別の手段を手に入れたから、そんな馬鹿げたことをする必要が無くなったんだ。
自分の苦しみを伝えられる手段なんて幾らでもある。
僕は絵を描くことで自分の「悲しみ」「怒り」「孤独」全部を表現して。
詞を描くことで自分の「苦しみ」「痛み」「切なさ」全部を表現する。
両方とも僕にとって大事なもの。
この両方で「僕」が成り立ってる。
絵に描いてもきっと誰にもわかってもらえないかもしれないけれど、それでも何もしないよりはマシなんだ。
その時の感情は、消えないから。
絵を描くことで安らぎを求めてるわけじゃない。
絵を描くことで「僕」を形成してるだけ。
絵を、詞を、僕を理解してくれる人が現れてくれたら、それだけで僕は幸せなんだろうね。