生きる希望を見出せません。
昏い、暗い、闇は
晴れる事がありません。
真っ黒な闇が取り払われるのは何時のことでしょう?
暗闇とは、心を孤独にする寂しさを持ち合わせていて、
いとも容易く悲劇を招くものです。
暗闇は安心するものでもありますが、
僕を覆う混沌とした暗闇は、
決して安堵を与えてくれるものではなく、
むしろ「死」の臭いを漂わせているのです。
零れた涙の数だけ強くなれるのであれば、
僕は何度だって泣きましょう。
零れた悔しさの数だけ優しくなれるのであれば、
僕は何度だって悔しい思いをするでしょう。
溢れる涙は 総て僕の脆弱さが滲み出ていて、
流れる紅は 僕の中の醜態さが晒されていて、
そんな僕の姿を視て、
「誰」かは嗤っているのです。
醜く、脆く、擦り減った、この心を。