[Pain] まぶたの裏側 焼き付いている
真っ青な手首
[Pain] 流れた赤が 唯一あたしを
助けてくれたの
[Tear] 逃げ出す衝動 止まらない欲/
切り刻む度、
[Tear] 塗りつぶした黒 かさばる痛みに
孤独がすり抜けて…
震えている この身体を
この両腕で 骨が軋み揺れる程
キツク、キツく ぎゅっと、
抱きしめたら 少しだけ、ほんの少しだけ
強くなれると思い込む事が
出来る様な、、、 そんな気があたしはしていたの…。
[Rain] 軽すぎた決意 誰にも届かず
歪んでしまった
[Rain] 傷口(キズ)の舐め合い 愚かな行為に
あたしは嘲笑うわ
[Cry] 望みは薄く 夢物語と
悟った心
[Cry] 変わらぬ現実 失望の海に
沈んで逝きそうだけど…、、、
もがいているの 消えない”キミ”と
泣いているよ それでも”キミ”と同じモノ
理解り合えたなら、、、
あたしはきっと 大嫌いな現在(イマ)をほんの少しだけ
好きになれると思えたから
暗闇へと堕ちていた あたしの心が呼吸をする
手を伸ばして 掴んだ物は
銀色に輝く刃だったけれど
「もう 要らない」と そう叫んだ
救いの『 』が触れてくれたもの
時折、傷む古傷
過去のあたしが奈落に溺れていた証拠(アト)
複数の”キミ”にあたしは誓う
「もう振り返らないよ、大丈夫。」
視界に映る 蒼ノ空に
あの時の真っ青な手首を重ねて
消えない”キミ”に口付けたら
笑顔のあたしが居る