さっき、3期の鬼太郎で「幽霊列車」の回を見ました。

4期であったかは覚えてませんが、5期ではリアルタイムで観た話しですね。

鬼太郎にしては珍しく、人間をこらしめるお話です。

鬼太郎は基本的に人間に悪さをする妖怪をこらしめる…

人間の味方のキャラクターなんですが。

「幽霊列車」はネットのどこかに動画が転がってると思うので割愛しまして。

 

なんでもかんでも科学で説明して、妖怪は居づらくはなってるでしょうね。

わたしは妖怪にそこそこ詳しいつもりですし、根拠も分かってるつもりですが

もともとは「どういう妖怪がどこに現れるか」を調べてただけなんですよね。

調べ物好きだから妙な知恵付いちゃってるだけで…。

京極夏彦さんの作品も随分読んで「こういうものか」とは思ってますが

全部に納得はしてません…面白いとは思いますけど、小説ですし。

妖怪には未だに会いたいとは思ってますよ。

信じてるというか、会えたら良いなーとは思ってます。

稀に火の玉っぽいの目撃すると、テンション上がりますし(笑)

ある程度の理屈とか知ってるので、ちょっと難しいかもしれませんがね。

近頃はなんでもかんでも科学で説明つけちゃって、想像の余地のない世の中です。

妖怪なんてとんでもないし、幽霊だってプラズマとかで説明しちゃいます。

あってせいぜい都市伝説…犯罪ですよね。

なんかそれは悲しいなぁと思います。

もともと幽霊も妖怪の一種だったんですがねぇ…

線引きしたのは、柳田國男翁ですね…民俗学は偉大ですし、わたしも好きですよ。

なんでもかんでも分類して「気のせい」にしちゃうのは悲しいなってだけで。

 

司書講習で喋る人に、妖怪はそこそこ好きだけど覚えられないって人がいます。

覚えるというか、昔はそこここに普通にいると思われてて

自然に名前とか覚えたもんだと思うので…覚えようとする必要ないはずです。

また別の人は妖怪とか苦手!って言ってました。

怖い話全般苦手な人もいますしね。

説明つくものはそれで構わないんですが、無理に全部説明しなくて良い、

説明できないものこそが面白いと思うんですけどね…

 

怪異現象とか全く信じない人は、

一度鬼太郎の妖怪列車に乗せられた方が良いかもしれません…