Oracle アラート トレース ファイル 場所
■Oracle アラート トレース ファイル 場所
下記の3つのファイルは増大しつづけるため、定期的に移動・削除する必要がある。
・アラート・ファイル
・バックグラウンド・トレース・ファイル
・ユーザ・トレース・ファイル
●アラート・ファイル (以下の情報が記録される)
・データベースの起動、停止日時
・すべてのデフォルト値以外の初期化パラメータ
・バックグラウンド・プロセスの起動
・ログ順序番号
・ログ・スイッチ情報
・表領域の作成
・ALTER文の発行
・エラー・メッセージ情報
※基本的にインスタンスに問題が発生した場合はこのファイルを見る。
※インスタンス起動中にファイルを移動・削除しても自動で生成されため問題はない。
9i, 10g:
[ORACLE_BASE]\admin\[db_name]\bdump¥[SID]alert.log
Oracle 11g:
[DIAGNOSTIC_DEST]/diag/rdbms/[db_name]/[SID]/alert/log.xml
[DIAGNOSTIC_DEST]/diag/rdbms/[db_name]/[SID]/trace/[SID]alert.log
●バックグラウンド・トレース・ファイル
バックグラウンド・プロセスで発生したエラーが記録されるファイル。
Oracle 9i, 10g:
[ORACLE_BASE]\admin\[db_name]\bdump¥[SID]プロセス名.trc
Oracle 11g:
[ORACLE_BASE]/diag/rdbms/[db_name]/[SID]/trace/[SID]プロセス名.trc
●ユーザ・トレース・ファイル
サーバー・プロセスからエラー情報とSQLの統計情報が出力されるファイル
SQL_TRACE 初期化パラメータで TRUE を指定した場合のみ出力される。
Oracle 9i, 10g:
%ORACLE_BASE%\admin\[db_name]\udump[SID]_ora_[PID].trc
Oracle 11g:
[ORACLE_BASE]/diag/rdbms/[db_name]/[SID]/trace/[SID]_ora_[PID].trc