文楽の義太夫にハマりまくっているこの頃で、

竹本織太夫さんのラジオ、記事だったり、

咲寿太夫さんのブログ、YouTubeでお勉強をしているのですが…



文楽の仮名手本忠臣蔵の話を読んでいて、

仮名手本忠臣蔵の五段目の斧定九郎を

今の形で演じて、大当たりした

歌舞伎役者「中村仲蔵」もそうですが、

こういう意地悪って、

何処の世界にもあるんだなあと。



まして忠臣蔵が「独参湯」と言われるくらい、

いつ上演しても当たる作品だったから、

っていう人気の演目だからこそ...もめる...

のかもしれませんが...

 

こういう人間関係のもつれ、複雑さで生じた事が、

結果的には(笑)功を奏して、 

お客さんにウケて、

そのままその作品の演出として適用され、

時代と共に古典の演出となり...

 

その場面を演じる事が、 

役者や太夫にとって名誉になる。

そして観客もそれが見たくて、劇場に足を運ぶ。

 

っていうのが面白いですよね。

これだから古典物って、楽しい。

経緯などを調べるのも、実演を見るのも楽しい!

やめられないです笑い泣き笑い泣き


※独参湯

万病に効く起死回生の気つけ薬で、

忠臣蔵は、芝居界における「独参湯」と言われてたそうです