2024.10.26 たつみ演劇BOX@三吉演芸場
辰己小龍誕生日公演🎂🎊
お芝居:鳥の群れ
生まれつき顔に青と墨のようなあざのある、るり。
化け物面にコンプレックスを抱えているが、
地主だった父(たぶん)の後継者という事で、
金をばら撒いては人の気を引く日々を過ごしている。
ある日、行き倒れた若者を助けた時に、
お礼として刀をもらって以来、
夢か幻か「青江すみつぐ」と名乗る男に翻弄されて…
人と本音で接した事のないピュアなるりと、
周りを取り巻く人々との認識の相違から、
段々と不穏な結末になって行くんですが、
結末は破滅的なんだけど、見終わった後に、
悲しさとかが残らず、スッキリとした気持ちに
(不思議)
爆音の中で、るりの狂気的な立ち回りも、格好良かった…!
刀の名前が「青江」っていうから
歌舞伎の「伊勢音頭恋寝刃」を思い出しながら…
妖刀の芝居は沢山あるけど、
主役は大体男性だなぁと思ってて…
その刀に翻弄されるのが女性という話の展開が珍しいし、
女性が主役だからこそ、少女漫画的なキュンポイントもあって面白かったです🫰
(青江を演じるたつみ座長が、
ミュージカルの刀剣乱舞みたいな感じで✨☺️)
たつみ座長の青江も、
この世のものでは無い感じで、
妖艶でめっちゃ格好良かった…!
本当にたまたまだけど、今回のお話のまとめ方が、
昔わたしが好きだった「阿佐ヶ谷スパイダース」のお芝居を思い出す感じがあって、エモくてゾクっとしました☺️
なんかお話がヨーロッパ文学っぽかったからかな?
小龍さんの誕生日公演は、
毎回予想が出来ない新鮮な切り口の新作芝居が見られて、
ワクワクします!どんな用事を差し置いても、絶対に見に行きたい🤣楽しかったなぁ☺️
お芝居から舞踊の構成も含めて、全て流れがまとまってて、ずっと世界観に浸っていられた感じで…✨
芝居ヲタクとしては、幸せな1日でした!





