大岡政談の天一坊、読破しました。
講談口調になっていて、この本よみやすかった!

頭の良い正義と、頭の良い悪人の戦い。
本ながら、手に汗握る展開の数々昇天

なかなか証拠が見つからずに
大岡越前の切腹の危機が何回もありました泣き笑い

天一坊の…

わずかなものを盗んで
首を切られるのも賊ならば、
天下の器に手をかけてことをしようも賊
細く長く暮らすより、太く短くやってのけよう。

って言葉がとても響きまして…
証拠隠滅に人を殺めて、
吉宗公のご落胤を語るなんて、
やってることは本当に悪い事だけど…

この時代なんかは特に、
生まれた身分で泣きを見るだろうから…
死んでもいいから、
なんか一発、華を咲かせてやろう!
っていう気持ちにもなるんだろうなあと。

天日坊という作品があるけど、
これの内容は割と天一坊と似ていて、
河竹黙阿弥が天一坊をオマージュして作った作品なんですかね??🤔

初演の際にちょうど歌舞伎にハマっていた時で、
コクーンまで観に行ったのですが、
最後の大立ち回りのシーンは、音楽が生演奏で、
めちゃくちゃ興奮したのを覚えてます✨☺️
(生演奏なのは、演出家の串田和美さんが所属していた、自由劇場の雰囲気なのかなー)


あまりにもチケットが取れなくなってしまったけど、神田伯山の連続読みは行ってみたいなぁ。
(昔は木馬定の講談定席、浪曲定席に出てたのに😭)



大岡政談といえば…

この畔倉重四郎も面白いのでおすすめです!