2024年5月は西成結劇場での公演
今年の小泉たつみ座長の誕生日公演は、
3日にわたり開催されました!
5月25日 誕生日公演第一弾 ヤクザ助六
5月26日 誕生日公演第二弾 おさらば伝治
5月27日 たつみDay 高田馬場
噂によると結劇場には棟梁がいないらしく...
(それは大変だ汗)
そして劇場もかなりコンパクトなので、
今年は2作とも軽めのお芝居。
とは言ってもさすが名脚本家の小龍さん。
軽いとはいえ、それぞれの個性が立っていて、
思う存分楽しめる2作品でした
ヤクザ助六は、父を殺された助六が仇討ちのために江戸に向かい、
痛快な仇討ち喜劇作品でした!
そこに大衆演劇でも題材にされるあの人が出てきたり...
歌舞伎で有名なあの助六所縁江戸桜、幡随院長兵衛の名場面が出てきたり...
お芝居が好きな人にはたまらない、ヒーローショーみたいな感じもあり☆
たつみ座長はきっぱりをする姿とか、和ものがとても似合うから役どころもピッタリ。
そして色々あって物語の中で、麗しい両座長の野球拳も見れるという(笑)
なぜそうなるかは見てのお楽しみです(^o^)笑
おさらば伝治は、出入りの助っ人料を持ち逃げする、通称「おさらば伝治」。
お金に執着があるのは幼い頃に生き別れて妹を助けるため。
伝治は旅の途中で遠山金八郎を助ける。彼は金山代官黒山の不正摘発を任されており、
勘定奉行の部下だから、立派な立場のように見えるけど、
不正を暴くといえど、いわば死にに行くようなものなんだと話をきき、
伝治と金八郎には友情が芽生え....
新作2本のどちらも面白いし、良さがあったのですが、
股旅好きな私としては「おさらば伝治」が好きだったかなー。
感想が長くなったので、その2に続きます。