前に買って読んでいたのですが、今日久しぶりに また読んでみました。
著者の旦那さんとの実体験をマンガで分かりやすく描かれた本です。
 
内容がとても濃く、しかもマンガで優しく描かれ、アスペルガーの人を理解するのにぴったりだと思います。

今回は妻のツナさんと夫のアキラさんが離れて暮らすまでの経緯が描かれています。

アキラさんの居場所は
自分が安心できる場所
自分を受け入れてくれる場所
自尊心が守られる場所
そんな「自分の居場所」は人によっていろいろ

アキラさんと一緒に暮らすコツは
疑問形で怒らない
抽象的な質問はせず、具体的に訊く
指示はひとつずつ具体的に
態度や顔色だけで気持ちを表さない
生活上のルールを作る
ルールは家族も守る
『ここだけの話』はしない
習慣付かないうちに変える
重要な相談ができる相手を見つけておく
ある程度は目をつぶる

アキラさんをどう変えるかではなくツナさんがどう変わればいいか?
(これは夫にも当てはまることです)

勝手に行っちゃう
A 事前にスケジューリングをきっちり決める
B 別行動にする

モノを溜めこむ
A 居場所と置き場所を決めてその中は自由にする
B レンタル倉庫や夫の実家に場所を確保してもらい そこに移動する
C 役に立つのかどうかを訊き役立たないモノは捨ててしまう

帰るコールをしない
A 「あなたのため」という方向に話を持っていく
B 夫からの連絡は無いものとして妻主体に進める

話し合いで黙りこむ
A 大切な話は向かい合わせではなく並んでする
B ノートに言いたいことや聞きたいことを書き、返事を書いてもらう
C 話し合いはせず妻がすべて決定権を持つ

…このように こんなに旦那さんの特性を理解されている奥様でさえ、アスペルガー夫との生活は難しいのですね。
結婚のかたちは いろいろで構わないのかもしれません。
別居すれば、少なくとも夫は子供たちの指導や教育や扶養などの「父親の役割」からは解放されるのです。

ツナさんは現在の私の気持ちを本の中で代弁してくれています。
夫婦は一緒に住んで 協力しあって 子どもを育てて 親として成長して なんでも話し合って たまにはケンカして お互いの理解を深める…なんてフツーだと思い込んでいたのかも。フツーじゃなく、ちょっとヘンなあなたを好きになったはずだったのに フツーを押し付けてごめん。
最初から私たちらしい幸せを探せばよかったね。
気づくのが遅くてごめんね…。

人を変えることや過去はやり直すことはできない
変えられるのは 自分と未来だけ