知人から
「結局行政はこちらが聞きたいことは話してくれない」
という相談を受けました。行政機関の方たちは知っていても職務上言えないことがあるようです。
まっとうなことを言っているけど、実際にはどうなのか…

息子が高3になって病院と学校に加えハローワークの障害者雇用担当者や発達障害者支援センター、ハローワークを通して障害者職業センター、障害者就業・生活支援センターなどと関わって できる限りいろんな情報を集めてきました。

発達障害者支援センターでも障害者職業センターでも 一般求人と障害者枠求人の違いを本人にもわかりやすく説明してもらいました。

ハローワークや障害者就業・生活支援センターへ登録にも行きました。

話だけ聞いていると、発達障害の息子にも障害者枠雇用の求人が長く安心して働けるような気がしていました。
ところが、障害者合同面接会など実際の求人内容を知ると
・雇用形態は求人票のほとんどが契約社員(7割ぐらい)
 ほとんどが契約更新されるようだが、中には5年で契約終了も

・給与は時給制で年収200万以下
 ボーナスや昇給なしも多数

・求人対象は30代~50代前半が多い
 若くて経験がなくても、50代過ぎて年配すぎても求人がない

・事務補助や伝票整理などの事務系は障害者枠雇用の求人が多いが電話対応も含まれるので
 発達障害者には不向き

・障害者求人とは精神障害者求人ではないので精神障害者の職探しは難航する。

障害者職業センターの方に精神障害者求人はほとんどないのでは?と聞いてみたのですが
「障害者雇用は身体・知的・精神と区別して募集することはないので問題ない」
と返ってきました。
でも 実際募集内容を見ると、発達障害者でもやれる仕事というのは限られてきます。
2018年に法改正があって精神障害者も雇用しなければならなくなるので、それまでは難しいかもしれません。

発達障害者支援センターの基本的な姿勢は『地域で診てもらうほうがいい』ので地域で見れない方を支援センターで診る…というもの
内部検討をして振り分けされるので、地元で診断・手立てをしてくれる医療機関は必要

障害者職業センターで発達障害者に特化した職業訓練をやってくれているのはまだ2年前から
就労に向けて向き、不向きや環境を整えるという意味で専門に見てもらったり、企業に説明してもらうという手だてとしては良い

ハローワークの障害者担当は発達障害の理解という意味でマッチングが難しい
手帳で理解はされるが本来の困り感は理解されない


障害者枠でも本人に合う仕事がないなら一般でもやってみる価値があるのかもしれません。
ハローワークの障害者雇用担当者も障害者職業センターの担当者も国家公務員なので毎年4月に異動の可能性もあります。2~3年に一度転勤があるそうです。来年度も今の担当者が変わらなければいいなぁと思っています。