本日のテーマは、ペアレントトレーニングについてです。

発達障がいの方や、発達障がいまではいかなくても、グレーゾーンの方は、周囲と同じことができず、自分は駄目な人間だと思い込みやすいので自己肯定感を育むためには、家庭や学校で子どもの良いところを見つけて、本人に上手に伝え、気付かせ、自信を持たせてあげることが大切です。

そのために親や支援者は、うちの子は『何ができないのか?』ではなく『何ができるのか?』を探してください。

子どもがどのような性格になるかは、親がどのような対応をするのかがポイントになります。
『駄目な子』と言われ続けて育った子は、『僕はどうせ駄目な人間なんだ』という性格が形成されます。

反対に『お前はすごいね。才能があるね』と言われ続けて育った子は『僕はやればできるんだ』という性格が形成されます。

ですから親は自分の一挙手一投足が、子どもの性格形成に強い影響を与えていると自覚をしてください。

当支援センターへお越しになる親御さんの中には、
『言うことを聞かない子どもを愛することができないんです』
と言われる方がいらっしゃいます。

中には『あの子は、私を親と思っていないんです』とか言われる方もいます。

実は、その様な親御さんこそ、光の届かない深海に沈められたような苦しみの中で生きているのです。
確かに、発達障がいをもつ子どもで、通常では考えられないような問題を、次々と起こす子どもがいます。

周囲の人の中には「何か恨みでもあるのか?いやがらせか?わざとやっているとしか考えられない!」
と思ってしまう方もいます。

しかし本人はただ、自分らしく精一杯、誠実に生きようとしているだけなのです。
ただそれだけなのに、次々と問題を起こしてしまいます。誰だって自分らしく生きたいですよね。

もしあなたが自分らしく生きようとすればするほど、愛するお父さんやお母さん、
家族、友達、先生や学校、近隣に迷惑をかけてしまうとしたら、どんな気持ちになりますか?

「怒られたり、バカにされたり、厄介者扱いされたり」結局、自分の存在を否定するようになってしまいます。

対面カウンセリング・スキルトレーニングのときに「俺が居るとお母さんを苦しめる。生まれて来なければよかった。死にたい」と話す子どもがいます。

それでもやっぱり子どもは「親」に助けて欲しいのです。
ですからどんな事があっても親御さんは、一番の理解者でいてあげて欲しいのです。

ただ、どんな事があっても守ってあげたいと思っている親御さんですら
「この子の生きている世界をわかってあげられてない」って気付かされる時もありますよね。

自分の無力さに腹が立ったり、情けなかったりしますよね。

ですから、当支援センターでは、親子の信頼関係を強くしてもらうためにペアレントトレーニングというトレーニングを行っています。

これは親御さんに、子どもを真っ直ぐ見る練習や傾聴の仕方、共感の仕方、また誉め方・叱り方を身に付けてもらうトレーニングです。

今日は1日、より良い親子関係を築くために今自分にできることは何か?を考えてみてください。

また支部へお越しになり、対面カウンセリング・スキルトレーニングを受けている方は、担当心理士にペアレントトレーニングについて相談してみても良いと思います。
もしくはオンラインセミナーのペアレントトレーニングで学んでみるのも良い方法と思います。

どんな方法でもまずは親子関係を改善するようにしましょう。そこが大切なポイントとなります。
では本日の講座はこれで終了いたします。