10/18(火) 静岡市立中央図書館で 作家・翻訳家の さくまゆみこ氏の講演会に行ってきました。
子どもの本を学ぶ講座として 演題は 「エンザロ村のかまどと図書館」という内容でした。

主に アフリカの文化やさくま氏や
故 沢田としきさんたちがアフリカ・ケニアに作った図書館のお話でした。
子どもの本のいいところは 誰にでもわかる文章で書かれている、ということです。
それがアフリカを知るきっかけになって
興味をもってくれればそれでいい というのです。
福音館書店出版 たくさんのふしぎ シリーズで「エンザロ村のかまど」という絵本があったそうです。
さくま氏は スライドショーをしながら ケニアの様子を たくさんお話してくれました。
エンザロ村というのはケニアのビクトリア湖の近くに実在します。
ケニアの援助国である日本は かつて村の声を聞かず巨大なサイロを作ったのだそうです。
ところがそれは 全く使われていないのです。
そんなものより フィンランドの援助で作られた井戸のほうが よほど役に立っているのです。
アフリカというと、野生動物、飢餓、内戦なんていうイメージが強いですが、沢田さんが丹念に描いた絵は、普通の人たちの暮らしをきちんと伝えています。
お金とハコモノだけでは人と人がつながる国際協力はできません。この本が、その辺を考えるきっかけになれば、うれしいですね。
身近にあるものでお金をかけずに作れる かまど
ケニアの伝統的なかまどは 石を三つ並べた上にお鍋を一つしか置けないというもの。。
でも 日本のかまどは 日干しレンガで土台を作り 焚口は一つでお鍋は三つ置けるというものです。
長年の生活習慣を変えるのは それは大変なことですが、ケニアの人々 このかまどは個々に工夫して
作り、使ってくれているそうです
沢田としきさんの最後の作品です
この表紙の原画 さくまさんが一目ぼれで
お買いになったそうです
ケニアには40以上の言語・民族があり、
公用語はスワヒリ語ですが、実はスワヒリ語を
母語とする人は少ないのだそうです。
小学校低学年はスワヒリ語で授業をして
中学年からは英語で授業をするそうです。
2008年に大統領が替わり 教科書も2人で一冊
ぐらいは与えられるようになったそうです。
本は大変貴重で 銃を持った警備員のいない本屋には鉄格子があって 盗まれない工夫がしてありました
私は この本
まだ読んだことがないですが探して読んでみたいです
ケニアの人々は 平均一日20kmも歩くのだそうです。だから足も丈夫で体型もスリム
太った人は…自転車タクシーやマタトゥ(乗合バス)で異動するというステイタス・シンボルなので
モテるそうですよ