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最近鎌田實氏の『なげださない』という本を読んだ。

長野県の諏訪中央病院の名誉院長で『がんばらない』の著者。
諏訪中央病院のホスピス病棟の体験談の書かれた↑もよかったけど、
『なげださない』も実によかった。
命の現場にいるから命の大切さを語っているのは当然なのかもしれないけど、
押し付けがましくないところがまたいい。

病気だったり、障害があったりしても人生を決してなげださない!
自分のことより他人の幸せのために! また、その他人から幸せをもらっている生き方。

特に最終章の第10章 みんな違ってみんないい。不揃いのカボチャたち
の話は最高だ。

弱い人を助けられる自分に感謝する心
お世話する人、される人の区別なく 共に生きる姿

そういう当たり前のことが、
楽して儲けたい、自分さえ良ければそれでいい
という考えの資本主義社会では難しいのかもしれない。
 
そんな社会に身も心も疲れきってしまった人たちが集まる場所

それは全国6箇所ある共働学舎

そこでは、自分のやれることは自分でやる
やれない人がいたらやれる人が助けてやる
公的援助がなくても、みんなその中で仕事をして自立している。
みんなで働いてもどうしても足りない分は善意の寄付でまかなっているそうだ。

共働学舎だけでなく、社会全体がこんなあったかい社会になるといいな。
ゆりかごから墓場まで 安心して暮らせる社会。

生きていることに感謝して、
その命を毎日精一杯輝かせようと思わせてくれる一冊です。