球根は、見知らぬ土地に根を下ろす。

弱音も吐かずに冬を越え、

春になれば美しい花を咲かせる。


人間には、新しい環境に馴染めず、

根を張れないことがある。

いつまで耐えられるか分からないまま、

ただ時間だけが過ぎていく。


もしかしたら、球根も人間と同じ

気持ちで生きているのかも知れない。


ただ、人間には弱音を吐くことができる。

苦しいときは、弱音を吐けばいいんだよ。

雨や風が厳しいときは、

支えてもらえばいいんだよ。

それができるから人間なんだよ。


心の幹が折れてしまう前に。


春が来ればきっと綺麗な花が咲くのだから。